ドクダミ/ヤエドクダミ(園芸種)
◆ドクダミ(ドクダミ科ドクダミ属):
古来、十薬(重薬)(ジュウヤク)と呼ばれ、毒下しなどの薬効顕著な民間薬として利用されてきたドクダミですが、一度侵入されてしまうと地下茎を縦横に伸ばして繁殖する根絶困難な”雑草“扱いになってしまう多年草です。
特有の臭気はデカノイル・アセトアルデヒドやラウリル・アルデヒドなどの精油成分によるものですが、加熱してお茶などにすると臭気は無くなります。
花には花弁も萼はありません。4枚の白い花弁に見えるものは総苞片です。
花は肉穂花序に多数ついている小さなものです。
1つの花は「3本の雄しべと、1本の雌しべで、その花柱の先は3裂したもの」から出来ています。
花期は5~8月、分布は日本各地。
◆ヤエドクダミ(園芸品種)
白い八重咲きの花が楽しめるヤエドクダミがあります。
(生の全草の)臭気などはドクダミと同じです。
やはり繁殖力は旺盛で、民家のお庭から道端に進出して白い花をつけているのを見かけて撮影。
| 固定リンク
「植物」カテゴリの記事
- 2月は逃げる/カワヅザクラ開花はじまる(2021.02.28)
- ツバキ開花 (2021.02.26)
- モンキチョウ(2021.02.22)
- 雑記 (2021.02.14)
- オオイヌノフグリの種(2021.02.12)
コメント