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2020年7月

2020年7月31日 (金)

雑記

 多難の裡に7月も過ぎ去りました。

 朝方は雨、午前中曇り、午後時折晴れ間がのぞくと猛烈な湿熱でげんなり。
 当地も梅雨明けは間近になったようですが・・・

●水田:
 近郊の水田の作柄について日照不足の影響は素人には分かりませんが、稲穂が出そろった水田もあれば、稲穂よりもノビエ(イネ科ヒエ属の雑草の総称で、タイヌビエ、ヒメタイヌビエ、イヌビエなどがあります。)の方が勢いよく伸びあがっている田んぼなどもあったり、色々です。R0010854R0010846

●ナガコガネグモ(コガネグモ科)
 農道沿いのカナメモチの生垣に、すぐにそれと分かるナガコガネグモが大きな巣を張って腹面を向けて静止していました。
 (背面に回れない位置なので背面画像なしです。)R0010851

・大きさ♀20~25mm;♂8~12mm
 腹部に黄色と黒のこまかい縞模様がある細長い体形の大きなクモ。
 草原や林の周辺、水田などに円網を張る。
 網にはジグザグの直線状など、さまざまな形の“かくれ帯”をつけ、その中央に静止する。
 出現時期は7~11月、分布は日本各地。

●ヒメアカタテハ幼虫:
 池端の堤防草地に生えたヨモギの葉を綴り合せてヒメアカタテハの幼虫が成長していました。
 例年のことですが今シーズンは成虫共に、見かけることが非常に少ない印象です。R0010859R0010860R0010862
 
 ※ヒメアカタテハ幼虫(タテハチョウ科)
 体長(終齢)40mm前後
 発生時期1年中(年4~5化)
 越冬形態(幼虫または成虫。なお成虫は寒さに弱いので温暖地域でしか冬越しできない。)
 寄主植物はヨモギ、ゴボウ、カラムシ、など
ヒメアカタテハ
 大きさ(前翅長)25~33mm
 朱色地に黒い紋のあるやや小型のタテハチョウ。素早く飛び、いろいろな花で吸蜜する。
 畑、公園、野原など開けた場所で普通に見られる。
 出現時期は4~11月、分布は日本各地。

●シオカラトンボ:
 全体的にトンボの個体数もずいぶん少なくなった感じです。
 それでも、珍しく、特定の田んぼ地域では多数のシオカラトンボが飛び交っているのを目にしました。R0010866

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2020年7月30日 (木)

アマガエル、クサギカメムシ4齢幼、カナヘビ子供など

 閉じこもりの日々、そのお陰で

●アマガエル:
 天気予報は終日曇りのはずが、小雨模様になっている窓外を見た際に、フヨウの葉にいるのが目に止まり、記念撮影に。
 鳴き声も含めて、庭で姿を確認したのは今シーズン初めて。R0010829R0010830

●クサギカメムシ4齢幼虫(カメムシ科)
 アマガエルがいたフヨウの葉のすぐ傍の茎に隠れるように、カメムシの幼虫が静止しているのを見つけました。
 全体の様子を確認しようとするとすぐに反対側に回り込んで隠れるのでなかなか手間取りましたが、クサギカメムシ4齢幼虫と分かりました。R0010831R0010840

  成虫は体長13~18mm。暗褐色の地に不規則な黄褐色の斑紋がある
 大きさや色彩によりかなり異変がある
 雑食性でマメ類(ダイズ、ササゲなど)やミカン、カキ、ウメ、ナシなど多くの果実を吸汁する。
 特に冬季には成虫が越冬のため集団で家屋に侵入し、触れると悪臭を出す嫌われもの。

●近くの葉上にはセグロカブラハバチ類似のハチが1匹。R0010828

●カナヘビの子供:
 家に入ろうとした際に何か黒っぽいものが、草取りをしたばかりの足元の草陰に走り込みました。
 のぞき込んで見るとカナヘビの子供でした。”子供”を見つけたのは初めてです。R0010844

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2020年7月28日 (火)

ニイタカホトトギス(園芸種)開花

●ニイタカホトトギス(園芸種)(ユリ科ホトトギス属:
 
 梅雨明けが待ちどうしいこの頃。
 本日、そぼ降る雨の中にもかかわらず、ニイタカホトトギスの花が1輪咲いていました。
 たぶんこれまで最も早い開花記録と思います。R0010780

※本種はタイワンホトトギス(台湾原産の強健種)の一種で耐寒性多年草。
 青紫の花色に褐色の斑点がめだちます。
 栽培環境により開花時期や花色、形などは多少変化します。
 夏の乾燥と高温に弱いので地植え栽培は半日陰むき。
 冬季は落葉し、地上部はなくなる。
 開花期は8~10月。

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2020年7月26日 (日)

ヒメカメノコテントウ&フタトガリコヤガ若齢幼虫

 長梅雨・日照不足の異常な天候にもかかわらずどんどん葉が展開していくフヨウ。
 防虫作業などできず、放任やむなしをいいことに、ワタノメイガ幼虫(ハマキムシ)やフタトガリコヤガ幼虫、またアブラムシ等々の害虫がやってきて展開を始めた若葉から順に食害していくため、大きくなった葉の多数は穴だらけになっています。

●フタトガリコヤガ若齢幼虫:
 必ず葉表にいる幼虫。
 若齢幼虫は黄緑色だけで、熟齢幼虫のような目立つ模様はありません。R001608


●そんな中で、小雨降る中、目に止まったのが小さなヒメカメノコテントウ。
 葉裏を覗き込んで見ると、葉裏に密集したアブラムシを食べていたのですが、何分、多勢に無勢、焼け石に水、いくら頑張ってくれても防除には追い付きません。
 さりとて殺虫剤を噴霧すればテントウ虫もやられるし・・・
 (画像はクリックで拡大します)R0010613-5R0010613-2R0010613-3R0010613-4

※ヒメカメノコテントウ(テントウムシ科):
 大きさきさ3~4.6mm
 薄黄色地に黒色の斑紋がある小さなテントウムシ。
 斑紋が消失したものや、全体が黒化したものもいる。
 人家の庭先にもやってくる普通種。
 成虫・幼虫とも植物に付くアブラムシを食べる。
 出現時期は3~11月、分布は日本各地

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2020年7月24日 (金)

トクサオカチョウジガイ

●トクサオカチョウジガイ
 蒸し暑い曇天の午前中、長雨のせいでパッチワーク風に取り残している雑草の抜き取り作業。
 軟弱者なので、予定の半分も進まないうちにギブアップ。
・片づけをしている時に、露出した土の表面に白化したトクサオカチョウジガイの死殻が転がっているのが目に入りました。
 トクサオカチョウジガイは、外来種の陸生貝類です。
・さらにその近くで、消石灰(水酸化カルシウム)《→食品に乾燥剤として入っていた生石灰(酸化カルシウムを主成分とするもの)の使用済み粉末で、水分を吸収することによって化学変化して消石灰粉末となっているもの》を散布していた辺りの小さな土塊に、やや黄色がかった半透明のまだ新鮮な貝が2個くっついているのにも気が付きました。
 過去に一度間違い訂正した記録( https://kuromedaka-saitama.cocolog-nifty.com/blog/2009/02/post-d11c.html )以来の、ずいぶん久しぶりの発見だったので、それらを塵取りに集めておいて、後ほど観察して記録としました。
 ( 黒土に点在する白い部分は消石灰です。)
 写真撮りを始めてから1個体目が動き出し、ずっと遅れて2個体目も動きはじめ、動きはスローなので非力なコンデジでもさしてぶれないで撮れていました。
 小さなナメクジに細長い貝殻がくっついている姿ですが、ナメクジほど気持ち悪くはありませんでした。
 (画像はクリックで拡大します)R0010690

1個体目:R0010674ctR0010684ctR0010687ct

2個体:R00106952

 
◆トクサオカチョウジガイ:
 右巻きの巻貝で、殻高12mm、殻径3.5mm、殻に粗い成長脈があり、光沢がない。
 本州中部以南に外来種として侵入していて、在来種のオカチョウジガイやホソオカチョウジガイは減少している。
 カタツムリやナメクジなどと同じ、もっぱら陸上で暮らす陸生の貝類で、「土壌動物」の仲間。

・巻貝には左巻きと右巻きがあります。普通、巻く方向は、種によって決まっています。
・時計回りが右巻き、反時計回りが左巻きです。
・見分け方の一つ。
巻き貝の“とがった方”を上に向けて貝殻の入り口が見えるように持ったとき、貝殻の口の部分が中心軸より右側に見えるのが右巻き、左側に見えるのが左巻き。
(トクサオカチョウジガイの殻と、下の手書き概念図参照)
Blgr00107212rBlgr0010724

・参考:
 外観が類似して細長い殻をもつキセルガイと混同されることがあるが、トクサオカチョウジガイは右巻きでキセルガイは左巻きなので区別できる。

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2020年7月22日 (水)

コガネグモ/クズの花/メダカナガカメムシ

●コガネグモ(コガネグモ科)
 長梅雨の、いつ降りだしてもおかしくない蒸し暑い曇天下、田んぼ沿い道路のフェンスと、伸びあがった大型雑草を支点にして、水田を背景に大きな円網を張り、その中心にコガネグモが静止していました。
 獲物の奪い合いを生じない“ソーシャル・ディスタンス”の間隔を置いて2個体がいました。
 いずれもとても目立つ存在。R0010652R0010656

※コガネグモ:
 最も広く知られているクモのひとつ。
 大型のクモで、♀の大きさ(体長)は、20~30mm。初夏に成熟する。
 腹部には幅広い黄色と黒の横縞模様がある。♂はメスの1/5程度と小型で体色は茶色一色。
 ほぼ円形に近いきれいな円網(えんもう)を作り、中心に頭を下に向けて静止している。
 この時、前2対と後ろ2対の足はそろえてX字状にしている。
 足の配置に合わせるように、網の上に白いジグザグの模様をつける。(白帯または隠れ帯とも)


●クズの花/メダカナガカメムシ:
 近くに繁茂したクズの群落では赤紫の花が咲き、R0010651

 葉上には相変わらず2段重ねになった大きさ3mm前後のメダカナガカメムシが歩きまわって吸汁痕をつけていました。R0010658

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2020年7月20日 (月)

カブラハバチの仲間3種、ハグロハバチ、コアシナガバチ、不明のハチ

 時期遅れになりましたが、まだ天候が安定していた5月初旬くらいから最近まで、頻々とやってきたカブラハバチの仲間やその他の仲間をまとめて記録。
 不明の1例を除いて、特に目新しいものはありません。

◆カブラハバチ:R00219903r


◆ニホンカブラハバチ:R00219713r


◆セグロカブラハバチ:R00219334r


◆画像(上段)ハグロハバチ、(下段)コアシナババチ(如雨露の中に落下して水に浮いていたのを見つけて取り出したもの。5_20200720184401


◆不明のハチ:
 偶然のことでしたが、夕刻に、目前に小さな虫が飛んできたと思ったら、カーポート支柱隅の方々に張られている不規則網が壊れたようなボロ網(たぶんネコハグモの網R0010527

 のひとつに引っかかったのです。
 目前のことで目を凝らしてみると、普通なら逃れようともがく振動を察知して巣の主がやってきて獲物を糸でぐるぐる巻きにするなどが見られるのですが、ハチは全く動く様子が無く静止してぶら下がっていました。
 カメラを取ってきた時もそのままで、一応写真記録に。
 特徴的な体形で体長1cmほどで小さなハチですが、名前は分かりませんでした。
 観察は初めてでした。
 (画像はクリックで拡大します)R0010525
 翌日には巣ともども何もなくなっていました。

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2020年7月18日 (土)

ホソバセダカモクメ(蛾の幼虫)とオニノゲシ

●ホソバセダカモクメ(蛾の幼虫):
  執拗なまでに雨の続く田んぼ沿いの農道端には雑草が蔓延っています。
 その中に群生したオニノゲシ(食草)に、派手な外観のホソバセダカモクメ幼虫が取りついて、蕾の萼片を齧っているのが目に止まりました。
 ずいぶん久しぶりの観察だったので記録しました。
 (撮影6月下旬)R0010384R0010382R0010380

・過去ログ:
 https://kuromedaka-saitama.cocolog-nifty.com/blog/2008/05/post_7592.html
・ホソバセダカモクメ幼虫の食草はキク科の雑草ノゲシ類。(ハルノノゲシ(=ノゲシ)、オニノゲシ、アキノノゲシなど)
 成虫は見たことがありませんが、灰色と黒色のまだら模様がある地味なガのようです。


※オニノゲシ:
 農道端の至る処に生える迷惑(葉の棘が硬くて触れると痛い!)多年草。
 花期は主に春~夏だが暖かい地方では一年中花がみられ、綿毛の種を飛ばして繁殖域を広げる。R0010386R0010383

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2020年7月15日 (水)

ヤマトシジミ

・先週末(7/10)くらいから、長雨の止み間、南風が強めに吹いて蒸し暑い日中、所用で外出すると市街地植栽のサクラやケヤキ大木の茂みから、(姿は確認できませんが)“ニーッ”というニイニイゼミの初鳴きの声が聞こえてくるようになりました。
 生き物の季節は確実に進んでいます。

     ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 先日、うんざりする長雨の中、時折降りやむ午前中の短い時間を見計らいながら「猫額庭」に手が付けられずに伸び放題の雑草取りを始めました。
 少しずつ抜き取り、というより、深く根を張ったものを一株ごとに掘り起こし、水分を含んで付いた土をほぐしながらの作業はなかなか進みません。
 以前に抜いたはずのところにも以前と変わらないほどに生えていて、根負けしそうです。
 南寄りの湿熱風が吹くときは、外気温は30℃以下でも汗だくに。
 ポツポツ落ちてきたのでもう切り上げようと痛い腰を延ばしていた時に、足元に隠れていたカタバミの傍の枯れ茎にヤマトシジミが1匹静止しているのが目に止まりました。R0010476
 
 どうやら小雨が降り続いていた雑草の葉陰で羽化して間もない様子。
 指先で翅に触れるとゆるゆると茎を這い上がろうとしますが、R0010477
 
 途中で地面にポトリと“落ちて”しまいました。
 そして地面で1回だけ翅を開くとすぐ閉じて静止したままに。R0010483
 
 その際に翅表のきれいな青色が見えましたので♂の個体だったようです。

 傍の雑草の葉を千切って差し出すとすぐにつかまって登ってきましたので、R0010479

 そのまま近くのアジサイの葉に移動させておきました。R0010493
 
 なお夕刻には姿はありませんでした。


◆直接の関連はありませんが、4月下旬から5月の晴れた日にはたびたびヤマトシジミが庭に飛来していました。
 5月初旬に飛来した♀の個体が伸び放題のカタバミの花で吸蜜したり、茂った葉の間を行ったり来たり(産卵行動だったのでしょうか。)
 また地面に降りて吸水したりする様子も撮っていましたので、ついでに記録。R0022087R0022092R0022093

※ヤマトシジミ:
・関東では年5~6回、春(4月上旬ごろ)から秋(11月下旬ごろ)まで発生する。
 幼虫の食草であるカタバミが多くみられる平地の道端や耕作地周辺に生息し、人家周辺でよく見られる。
 日当たりのよい場所にカタバミさえあれば、ほとんどどこでも発生するが、成虫は移動力に劣るため、食草の少ない山地などではあまり見られない。
 カタバミに産卵し、幼虫もカタバミを食べて育つ。
 なお外来種であるムラサキカタバミやイモカタバミでは育たない。

・夏季のライフサイクル:
 産卵から羽化までの所要日数は26日前後。
 内訳は
・卵が孵化するまでの期間は5~6日。
・幼虫が蛹になるまでの期間は約2週間(この幼虫期間の間に3回の脱皮を経て4齢(終齢)幼虫となった後、蛹になる。)
・蛹が羽化するまでの期間は6日間ほど。

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2020年7月13日 (月)

イネの花開く

 昨今の長雨で、既に日照不足が懸念されている稲田です。
 近隣では一番早い早生品種コシヒカリと伺っていた水田では、それでもイネの花が咲き始めになっていました。R0010502R0010495R0010497R0010501R0010522

 開花時期に雨が続くと受粉がうまくいかないで不実米が多くなって不作になる、と、以前にも農家の方が心配されているのを伺ったことがあります。

※参考映像:
https://www.nhk.or.jp/rika/micro/?das_id=D0005100071_00000
 

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2020年7月 9日 (木)

ネコハグモ、コクサグモ

 今朝は、既にスイッチオンになっていた目覚ましラジオ。
 居眠り状態でぼんやり聞いていた時、いきなりグラグラと強めの地震で覚醒。
 グラグラが収まりきらないタイミングで「緊急地震速報」が流れ出しました。
 “近いな”、という直感と同時に、想定外の降雨量で地盤のゆるんでいる地域で影響がなければよいがという懸念がよぎりました。
 震源地は茨城県南部で、我が家から直線距離では近いところ。
 震源の深さは約50 ㎞。今までにも同じような地震がありますから当地では特に珍しいことではありませんが・・・・20207965
 予想をこえて長引く梅雨前線の停滞で雨が降り止む気配がなく、遺憾ながらまた大災害が発生中です。
 大自然はまだまだ人知を超えたところで動いています。

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●ネコハグモ:
 6月中旬、雨の止み間にサンゴジュの葉上で粗末な不規則網を張っていたネコハグモを見かけました。R0022938610
 
 以前(5月)に我が家の玄関先に巣を構えていたクモ
です。
 https://kuromedaka-saitama.cocolog-nifty.com/blog/2020/05/post-15f5cf.html

※ネコハグモ(再掲):
 体長♂3~4mm、♀4~5mm。体は灰褐色で,腹部背面に黒色斑がある。
・人家の周囲では壁、窓枠、フェンス、門扉、などの隅に棚網または不規則網が壊れたような“ボロ網”を張る。
・庭木、生け垣(種に広葉樹)の葉上に張った網の場合は“天幕網”と呼ばれる白色の天幕状の覆いを付けたものが多い。
 出現期は4~11月、分布は日本各地。

●コクサグモ
 6月下旬、不順な天候が続く遊歩道の植栽で、よく刈り込まれたシャリンバイに多数の棚網が張られていて、雨の日には水玉を載せた巣がとても目立ちます。R0010229

 ”主”の姿を見ることはめったにありませんが、たまたま”隠れ家”に潜んでいたのを目にして暇つぶしに撮りました。
” ピンボケですが何とか種類判別。
 ・前方からR0232

 ・別個体の後部から624

※コクサグモ:
 刈り込まれた樹間や生垣などを好んで棚網を作るクモ。
 体長10mmほど。腹部背面は黄茶褐色で縦筋は不明瞭、4~5対の八の字型の淡褐色した斑が並ぶ。
(クサグモとよく似ているが、頭胸部にある2対の黒い縦筋の色彩や、放射状斑の区切などで識別できる。)
 出現時期は6~9月、分布は日本各地。

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2020年7月 5日 (日)

メダカナガカメムシ

●メダカナガカメムシ(メダカナガカメムシ科):
 田圃脇の空き地に大繁茂したクズの方々に、“クズに集まる小昆虫仲間”のコフキゾウムシやマルカメムシ、またグンバイムシなどと共に群れていたメダカナガカメムシです。
 大きさ(体長) 3mmほどで、複眼が突き出している(目高)小型のカメムシ。
 人目を気にする必要もないところだったので、少しばかり追っかけ“取材”
 ”2段重ね”体勢で動き回っている姿が大半で、少しも静止することなく葉表から葉裏へと逃げていくのでピント合わせもそれなりに苦労。R0010432R0010439ctR0010443ctR0010444ctR0010446ct

※メダカナガカメムシ:
 暗褐色の小さな頭部から、基部が柄状になっている複眼が横向きに突き出している。
 頭部の側面はほとんど黒く、複眼も黒い。頭部の先端は下に向く。
 触角は4節からなり、基部の第1節はとても太く、第2節は細くて最も長く、第4節は棍棒状にやや太くなっている。
 前胸背は盛り上がっており、前の縁近くに1対の横長の斑紋がある。
 小楯板は黒褐色。前翅の基部の革質部はやや色が薄いが、先端部近くには不規則な形の黒褐色の斑紋がある。先端側の膜質部は無色。
 腹部側面にある結合板は平たく突き出しており、各節の後半部は黒褐色となっている。
 体の下面はおおむね黒褐色で歩脚は汚黄色。
 食草はマメ科植物でクズ、ハギ、ヤブマメ、ヌスビトハギなどの野草につくほか、ダイズ、アズキにつくこともあり農業害虫にもなる。
 成虫で越冬する。
 分布は本州、四国、九州。

・越冬成虫がクズなどで繁殖して、それがダイズ、アズキ圃場に侵入するケースが多い。
 その際、花や実につくことはなく、茎や葉柄、葉などから吸汁する。
 吸汁部は白い点となり、次第に斑紋に広がり、さらには褐色となって枯死に至る例もある。
 ただしよほどの高密度にならない限りは収穫減などに結びつかない。
 (Wikipedia参照)

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2020年7月 3日 (金)

ナツメの花

●ナツメの花開く:
 ご近所に庭植えのナツメの木があり、傍を通るたびに小枝が肩に当たるほど道路にせり出しているので、いずれにも小さな花が開きだしているのに気が付きました。
 例年秋には、熟した果実が収穫されずに道路上に落ちるのでナツメの木であることは知ってはいたのですが、花をしみじみ観察したことはありませんでした。
 今シーズンは”特別な暇”に恵まれたので、時折通りがかりに避けながらも開花の進み具合を撮影し、観察記録としました。
 ( 撮影・察観・は6月中旬から下旬まで)
 ( 画像はクリックで拡大します)R0010246R0010052R0010143R0010091R0872rs

※ナツメ(クロウメモドキ科ナツメ属):
・高さ8~9mになる落葉小高木。
・葉は互生し、滑らかで光沢がある卵形、卵状楕円形で、長さ3~7cm。縁に不揃いの鈍い鋸歯があり、3本の主葉脈が目立つ。
・花は初夏、短枝に束生する小枝の葉腋に黄緑色の小さな5弁花を数個ずつ開く。
 花は両性で、花径は5~6mm、花弁と萼片が5枚、雄しべが5本ある。
 小さな花弁は倒卵円形で雄しべと同じ長さ。個々の花弁は開花途中まで雄しべを包んでいる。花弁は小さなさじ形で萼片より小さく、広卵形の萼の間からみられる。さじ型の花弁はやがて外反し、直立した雄しべが姿を見せて花粉を出す。雄しべは花粉放出後に外側に倒れる。
 雌しべ1本は花盤の真ん中にあり、花盤は厚く、肉質、円形。子房は花盤内の下部にあり、花盤と合生、2室。
 各室に1個の胚珠があり、花柱の先端は2つに分かれている。
・萼片は卵状三角形。
・果実は秋(10~11月)に熟し、暗紅色の果実には種が多く、食べる部分は少ないものの、リンゴのような風味がある。
・漢方では乾燥させたものが「大棗(たいそう)」と呼ばれ、強壮、利尿、解熱に効果があるとされる。
・花期は6~7月

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2020年7月 1日 (水)

タイサンボクの花

●タイサンボク(モクレン科モクレン属):
 車道沿いの民家の庭に植栽されたタイサンボクが、高いコンクリート塀の上にせり出して大きな白い花を開いていたので少し遠くから望遠撮影。
 (撮影6月25日)Img_0505Img_0504


 “大昔”のこと、地面に散ったお皿のような白い花弁を船に見立てて小川に浮かべ遊んだことでした。

※タイサンボク:
 北アメリカ原産の常緑高木。
 枝先に、芳香のある白色で杯形の大きな花(花径15~20cm)を上向きにつける。
 花の花弁は8~9枚で、中央部に多数の雄しべと雌しべが集まって円錐状につく。
 葉は互生。葉の表面には光沢があり、裏面は毛が密生しており錆色に見える。
 果実は果実は袋果が集まった集合果で落葉のころに赤く熟する。
 庭木や公園樹としても利用される。
 花期は5~7月。

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