雑記
多難の裡に7月も過ぎ去りました。
朝方は雨、午前中曇り、午後時折晴れ間がのぞくと猛烈な湿熱でげんなり。
当地も梅雨明けは間近になったようですが・・・
●水田:
近郊の水田の作柄について日照不足の影響は素人には分かりませんが、稲穂が出そろった水田もあれば、稲穂よりもノビエ(イネ科ヒエ属の雑草の総称で、タイヌビエ、ヒメタイヌビエ、イヌビエなどがあります。)の方が勢いよく伸びあがっている田んぼなどもあったり、色々です。
●ナガコガネグモ(コガネグモ科)
農道沿いのカナメモチの生垣に、すぐにそれと分かるナガコガネグモが大きな巣を張って腹面を向けて静止していました。
(背面に回れない位置なので背面画像なしです。)
・大きさ♀20~25mm;♂8~12mm
腹部に黄色と黒のこまかい縞模様がある細長い体形の大きなクモ。
草原や林の周辺、水田などに円網を張る。
網にはジグザグの直線状など、さまざまな形の“かくれ帯”をつけ、その中央に静止する。
出現時期は7~11月、分布は日本各地。
●ヒメアカタテハ幼虫:
池端の堤防草地に生えたヨモギの葉を綴り合せてヒメアカタテハの幼虫が成長していました。
例年のことですが今シーズンは成虫共に、見かけることが非常に少ない印象です。
※ヒメアカタテハ幼虫(タテハチョウ科)
体長(終齢)40mm前後
発生時期1年中(年4~5化)
越冬形態(幼虫または成虫。なお成虫は寒さに弱いので温暖地域でしか冬越しできない。)
寄主植物はヨモギ、ゴボウ、カラムシ、など
※ヒメアカタテハ:
大きさ(前翅長)25~33mm
朱色地に黒い紋のあるやや小型のタテハチョウ。素早く飛び、いろいろな花で吸蜜する。
畑、公園、野原など開けた場所で普通に見られる。
出現時期は4~11月、分布は日本各地。
●シオカラトンボ:
全体的にトンボの個体数もずいぶん少なくなった感じです。
それでも、珍しく、特定の田んぼ地域では多数のシオカラトンボが飛び交っているのを目にしました。