ヒメカメノコテントウ&フタトガリコヤガ若齢幼虫
長梅雨・日照不足の異常な天候にもかかわらずどんどん葉が展開していくフヨウ。
防虫作業などできず、放任やむなしをいいことに、ワタノメイガ幼虫(ハマキムシ)やフタトガリコヤガ幼虫、またアブラムシ等々の害虫がやってきて展開を始めた若葉から順に食害していくため、大きくなった葉の多数は穴だらけになっています。
●フタトガリコヤガ若齢幼虫:
必ず葉表にいる幼虫。
若齢幼虫は黄緑色だけで、熟齢幼虫のような目立つ模様はありません。
●そんな中で、小雨降る中、目に止まったのが小さなヒメカメノコテントウ。
葉裏を覗き込んで見ると、葉裏に密集したアブラムシを食べていたのですが、何分、多勢に無勢、焼け石に水、いくら頑張ってくれても防除には追い付きません。
さりとて殺虫剤を噴霧すればテントウ虫もやられるし・・・
(画像はクリックで拡大します)
※ヒメカメノコテントウ(テントウムシ科):
大きさきさ3~4.6mm
薄黄色地に黒色の斑紋がある小さなテントウムシ。
斑紋が消失したものや、全体が黒化したものもいる。
人家の庭先にもやってくる普通種。
成虫・幼虫とも植物に付くアブラムシを食べる。
出現時期は3~11月、分布は日本各地
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