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2020年7月24日 (金)

トクサオカチョウジガイ

●トクサオカチョウジガイ
 蒸し暑い曇天の午前中、長雨のせいでパッチワーク風に取り残している雑草の抜き取り作業。
 軟弱者なので、予定の半分も進まないうちにギブアップ。
・片づけをしている時に、露出した土の表面に白化したトクサオカチョウジガイの死殻が転がっているのが目に入りました。
 トクサオカチョウジガイは、外来種の陸生貝類です。
・さらにその近くで、消石灰(水酸化カルシウム)《→食品に乾燥剤として入っていた生石灰(酸化カルシウムを主成分とするもの)の使用済み粉末で、水分を吸収することによって化学変化して消石灰粉末となっているもの》を散布していた辺りの小さな土塊に、やや黄色がかった半透明のまだ新鮮な貝が2個くっついているのにも気が付きました。
 過去に一度間違い訂正した記録( https://kuromedaka-saitama.cocolog-nifty.com/blog/2009/02/post-d11c.html )以来の、ずいぶん久しぶりの発見だったので、それらを塵取りに集めておいて、後ほど観察して記録としました。
 ( 黒土に点在する白い部分は消石灰です。)
 写真撮りを始めてから1個体目が動き出し、ずっと遅れて2個体目も動きはじめ、動きはスローなので非力なコンデジでもさしてぶれないで撮れていました。
 小さなナメクジに細長い貝殻がくっついている姿ですが、ナメクジほど気持ち悪くはありませんでした。
 (画像はクリックで拡大します)R0010690

1個体目:R0010674ctR0010684ctR0010687ct

2個体:R00106952

 
◆トクサオカチョウジガイ:
 右巻きの巻貝で、殻高12mm、殻径3.5mm、殻に粗い成長脈があり、光沢がない。
 本州中部以南に外来種として侵入していて、在来種のオカチョウジガイやホソオカチョウジガイは減少している。
 カタツムリやナメクジなどと同じ、もっぱら陸上で暮らす陸生の貝類で、「土壌動物」の仲間。

・巻貝には左巻きと右巻きがあります。普通、巻く方向は、種によって決まっています。
・時計回りが右巻き、反時計回りが左巻きです。
・見分け方の一つ。
巻き貝の“とがった方”を上に向けて貝殻の入り口が見えるように持ったとき、貝殻の口の部分が中心軸より右側に見えるのが右巻き、左側に見えるのが左巻き。
(トクサオカチョウジガイの殻と、下の手書き概念図参照)
Blgr00107212rBlgr0010724

・参考:
 外観が類似して細長い殻をもつキセルガイと混同されることがあるが、トクサオカチョウジガイは右巻きでキセルガイは左巻きなので区別できる。

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