ネコハグモ、コクサグモ
今朝は、既にスイッチオンになっていた目覚ましラジオ。
居眠り状態でぼんやり聞いていた時、いきなりグラグラと強めの地震で覚醒。
グラグラが収まりきらないタイミングで「緊急地震速報」が流れ出しました。
“近いな”、という直感と同時に、想定外の降雨量で地盤のゆるんでいる地域で影響がなければよいがという懸念がよぎりました。
震源地は茨城県南部で、我が家から直線距離では近いところ。
震源の深さは約50 ㎞。今までにも同じような地震がありますから当地では特に珍しいことではありませんが・・・・
予想をこえて長引く梅雨前線の停滞で雨が降り止む気配がなく、遺憾ながらまた大災害が発生中です。
大自然はまだまだ人知を超えたところで動いています。
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●ネコハグモ:
6月中旬、雨の止み間にサンゴジュの葉上で粗末な不規則網を張っていたネコハグモを見かけました。
以前(5月)に我が家の玄関先に巣を構えていたクモです。
https://kuromedaka-saitama.cocolog-nifty.com/blog/2020/05/post-15f5cf.html
※ネコハグモ(再掲):
体長♂3~4mm、♀4~5mm。体は灰褐色で,腹部背面に黒色斑がある。
・人家の周囲では壁、窓枠、フェンス、門扉、などの隅に棚網または不規則網が壊れたような“ボロ網”を張る。
・庭木、生け垣(種に広葉樹)の葉上に張った網の場合は“天幕網”と呼ばれる白色の天幕状の覆いを付けたものが多い。
出現期は4~11月、分布は日本各地。
●コクサグモ
6月下旬、不順な天候が続く遊歩道の植栽で、よく刈り込まれたシャリンバイに多数の棚網が張られていて、雨の日には水玉を載せた巣がとても目立ちます。
”主”の姿を見ることはめったにありませんが、たまたま”隠れ家”に潜んでいたのを目にして暇つぶしに撮りました。
” ピンボケですが何とか種類判別。
・前方から
・別個体の後部から
※コクサグモ:
刈り込まれた樹間や生垣などを好んで棚網を作るクモ。
体長10mmほど。腹部背面は黄茶褐色で縦筋は不明瞭、4~5対の八の字型の淡褐色した斑が並ぶ。
(クサグモとよく似ているが、頭胸部にある2対の黒い縦筋の色彩や、放射状斑の区切などで識別できる。)
出現時期は6~9月、分布は日本各地。
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