稲刈り始まる/ツユクサとマルバツユクサ
現在も、当地の熱中症情報は「危険」マークのままで途切れることがありません。
最高気温が35℃を下回ることがあっても高湿度のため、やはり体にこたえます。
軟弱者には徒歩での外出は控えざるを得ないので、先の日曜日(8/23)、“熱中症防止対策”をして久しぶりに自転車で近郊の田んぼ周辺を走ってきました。
例年より一週間ほど遅い、稲刈りの終わった稲田を数か所見かけましたが、まだ他の大部分はまだ先になりそうな印象。
暑い最中にも、収穫に備えて稲田沿いの雑草刈取り作業をされている農家の方の姿も目にして、思わず頭を下げて通り過ぎました。
●ツユクサ:
普段通らない、少し遠回りした帰り道、田んぼ畔際にツユクサの一叢があり、涼しげな印象でした。
●マルバツユクサ:
また、それよりはるかに大きな群落を形成した外来種のマルバツユクサが繁茂しているのも目にして撮ってきました。
・ツユクサ(画面右半分)とマルバツユクサ(左)の対比:
両者の違いは歴然です。
※マルバツユクサ
熱帯アジア原産の外来種一年草。
草刈り作業など人為的攪乱による分布と推測しますが、近隣域では特定の農業排水路沿い草地にのみ群生しています。
ツユクサに比較して花はより小さく、青色はやや薄めで、葉は丸みを帯びて縁は波打っています。
茎は基部からよく分岐して、地を這いながら節の部分から発根して群生し広がるやっかいな雑草。
なお本種は通常の結実のほか、地下に閉鎖花をつけ、自家受精して種子を作ることで知られています。
花期は7~9月、分布は関東以西。
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