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2020年9月 8日 (火)

ツリバナにキバラヘリカメムシ

 去る9月4日、(台風10号がこれまで経験したことがない特別警報級の勢力で沖縄から九州に接近、上陸の可能性もあり厳重警戒と防災対策を、という報道に緊張が走り、) 当地では予想外の大荒れの天候に翻弄された1日*でした。
 * https://kuromedaka-saitama.cocolog-nifty.com/blog/2020/09/post-b52345.html

●ツリバナにキバラヘリカメムシ:
 当日、初めて経験した自宅付近の午後6時10分過ぎからの降雨最大値は83mm/hでしたが、その2時間ほど前の午後4時過ぎ、竜巻注意報も出ていて屋外の見回りをしていた際に、偶然でしたが庭のツリバナの果実にキバラヘリカメムシの幼虫が“密集”しているのを見付けました。
 毎シーズンやってくるツリバナの害虫です。
 殺虫剤スプレーを噴霧すると噴射圧でどこかに吹き飛ばされて見えなくなるだけで、やがて再び舞い戻ってくる厄介な害虫です。R0010958R0010974R0010940R0010942

 ”ソーシャル・ディスタンス”を守る個体も。Photo_20200908223701

◆過去ログ
① https://kuromedaka-saitama.cocolog-nifty.com/blog/2008/08/post_8d5b.html
② https://kuromedaka-saitama.cocolog-nifty.com/blog/2017/05/post-e114.html

※ツリバナ(ニシキギ科ニシキギ属):
 低地~山地の林内や林縁にはえる高さ3~6mほどの落葉小高木。
 当年枝は緑色。葉は対生し、長さ3.5~10cm、幅2~5cmの卵形~長楕円形で洋紙質、細かい鋸歯がある。葉柄は長さ0.3~1cm。
 花は新しい枝の基部の葉腋や芽鱗痕わきに出る集散花序に多数つく。
 花序には3~6cmの長い柄があり、よく枝分かれして釣り下がる。これが名前の由来。
 花は小さく地味で、径8mmほどの5弁花。ときに紫色の斑点が出る黄緑色。
 果実は径1cmほどの球形の蒴果。秋に鮮やかな紫紅色に熟すと5つに割れて、朱赤色の種子を吊り下げて花のようで美しい。
 花期は4~6月。果期は9~11月、分布は日本各地。


◆記事と直接関係ありませんがついでに:
 よく似た樹木仲間として
●マユミ:
 8月中旬、市街地の空き地に自生したと思われるマユミが果実をつけているのを見かけました。Img_05928Img_0592trm8Blg_20200908224001
 
※マユミ(ニシキギ科ニシキギ属):
  山地林縁に生える雌雄異株の落葉小高木。
 若い枝は緑色、葉は対生、葉身は楕円形~倒卵形。
 本年枝の葉より下の芽鱗痕のわきから集散花序を出し、緑白色の小さな花を数個つける。
 花は直径約1cm、花弁は4個。雄しべは4個。花期は4~6月。
 果実はさく果。直径1cmほどの倒三角形で4個の稜がある。果期は8~11月。
 10〜11月に淡紅色に熟して4裂し、橙赤色の仮種皮に包まれた種子がのぞく。
 和名は枝が強靭でよくしなるため古くから弓作りの材として利用されたことに由来。

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