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2020年11月14日 (土)

マダラツマキリヨトウ幼虫

 10月下旬、まだ除草が終わっていなかった日陰の庭の隅に、茎が30~40cm前後に長く伸びあがったシダの仲間(見かけはオシダ科オクマワラビにも似ていますが不明。)R0011883
 
 が点々と生えていて、歩行のたびにズボンに触れて邪魔になるので、そのあたりの雑草とともに引き抜いて処分した後、室内に戻ったところ、ズボンのひざ下あたりに「緑地に黒の帯紋がある、イモムシ」がくっついているのに気が付きました。
 ガの幼虫です。仕方がないのでシャーレに捕って、身元確認。
 特徴のはっきりしたイモムシだったので簡単に、シダ(羊歯)類を食草とする「マダラツマキリヨトウの幼虫」と分かりました。

・腹脚、尾脚で体を支えて上体を揺らす幼虫:R0011759

・体長28mm程:2r0011757

・尾脚側から:R0011639

・頭部:R0011719

・脚の様子:R0011737R0011781
(画像はクリックで拡大します)R0011671

※ガの幼虫には胸脚3対と腹脚が4対(5対以上ならハバチの幼虫です。)尾脚が1対あります。
 腹脚にはイボ状の肉質の突起があって吸盤の役目をし、歩くためというより、何かにへばりついたりする際に体を支えるためのもの。
 そして尾脚1対がある仲間の“尺取虫”などはこの尾脚だけで体を支えることが出来ます。
 なお腹脚と尾脚は幼虫期間のみに必要なものとして発達した器官で、成虫のガになった時には胸脚3対だけが脚として残ります。
(余談ながら、画像検索時に一見、姿がよく似た「キスジツマキリヨトウ幼虫」(の画像)と間違いそうになりましたが、両者には腹節にある黒色横帯の配置や数に差異があるので、注意すれば確実に区別できます。)

●付記:マダラツマキリヨトウ成虫:
 名前の確認後、どこかで聞いたことがあるな、と過去ログをチェックしたところ、幼虫のイメージとはかけ離れた、小型で気持ち悪いすがたの成虫の観察記録がありました。
 ・成虫マダラツマキリヨトウ画像再掲:Img_2982trm
https://kuromedaka-saitama.cocolog-nifty.com/blog/2008/07/post_1ed4.html


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