雑草の紅葉(スイバ)
●スイバの紅葉:
草刈りが終わった田んぼ道沿いの草地斜面に生えたスイバが紅葉していました。(ギシギシの紅葉はこちら)
(”きれい”というほどのものではありませんが・・・)
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◆スイバとギシギシ(いずれもタデ科):
たいてい両種は同じ環境下に混生しています。
スイバ(左)とギシギシ(右)
・スイバ:
あぜ道や湿った道端などに生える雌雄異株の多年草。
茎や葉をかむとシュウ酸を含むため酸っぱいのでこの名があり、別名スカンポとよばれる。
茎は高さ0.3~1mになる。茎は中空で円く、軟毛がある。
葉は互生して下部の葉と根生葉には長い柄があり、長さ約10cmの長楕円状披針形で基部は矢じり形になる。
また中上部の葉は柄がなく、基部は茎を抱く。
・ギシギシ:
あぜ道や湿った道端などに生える多年草。
茎は緑色で直立し、上部で分枝して高さ0.4~1mになる。根は黄色~赤橙色で太い。
同属の外来種と交雑しやすく、どちらともつかないような個体もあるので区別が難しいことがある。
葉は緑色で、上部の葉は無柄。下部の葉は柄があり、長さ10~25cm、幅4~10cmの長楕円状披針形で先は鈍形、基部はやや円く、縁は大きく波打つ。
葉裏の葉脈上に毛はあったり無かったりするようだ。
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