タシギ(冬鳥/旅鳥)
●タシギ(シギ科タシギ属)(冬鳥/旅鳥):
先日の午後3時45分頃、傾いた冬日の当たる(池の水位が下がったためできた)水溜りのような浅瀬になった場所に、タシギが1羽飛来して熱心にエサを捕食しているのを見かけました。
50m程まで近寄ることが出来る水溜りで、近寄っていくと近くにいた他のカモ類などはすぐに飛び去りましたが、タシギは全く警戒する様子もなく、ゆっくり観察できました。
以前に、田植えが終わった田んぼに降りているのをまれに見かけたことはありましたが、冬の池で目にしたのは初めてです。
※タシギ:
本種は春と秋に渡りの途中に飛来、通過して行く「旅鳥」、もしくは越冬(本州中部以南)のため飛来する「冬鳥」。
その名の通り田んぼで(単独で)生活していることが多いほか、河川敷や湖沼のアシ原がある水たまりなどの場所でもよく見られる。
体長はハトより一回り小さく約27 cm、翼開長は約43 cm。頭部、胸部、背面は褐色に黒と白が混ざったような羽毛で覆われる。腹部の羽毛は白く、頭の中央部にあるクリーム色の頭央線などが特徴的。
長くて真っすぐな嘴の先2cm程はやわらかく、自由に動かすことができるので、泥中にすむミミズ類や昆虫類を漁っては挟んで持ち上げ、飲み込んでいる様子が観察できる。
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