爆発するガマの穂
●爆発するガマの穂
田んぼ地域を流れる小規模の浅い水路。その所々に出来た水溜りに堆積した泥土に、ガマの穂が伸び上がっています。
ソーセージのような穂の”爆発“が始まると、強風の吹く日には大量の綿毛(冠毛)のついた種が空中を浮遊して行くので、遠くからでもすぐそれと分かります。
・浮遊している種をルーペで覗いてみると、綿毛の付いたハンモックに種が乗っている、と言う姿のようです。
・ついでに、セイタカアワダチソウの種を見ると、タネの割には冠毛が短く少なく全体が重そうで、相対的には遠くまで飛びそうにないことがわかります。
過去ログ:https://kuromedaka-saitama.cocolog-nifty.com/blog/2009/12/post-49db.html
※「爆発するガマの穂」過去ログ
風に乗って飛散し分布を広げる綿毛の種は落下傘のイメージ。
ただし、強風にあおられて傘生地は破れて無くなり、骨だけがジョウゴ型になって残った傘で、
傘骨に相当するのが綿毛(冠毛)
傘のステッキ(シャフト(中棒)に手元(袋状になっているハンドルに種が入っている)が付属、という姿。
・ https://kuromedaka-saitama.cocolog-nifty.com/blog/2008/12/post-0eda.html
・ https://kuromedaka-saitama.cocolog-nifty.com/blog/2011/01/5-09e0.html
・ https://kuromedaka-saitama.cocolog-nifty.com/blog/2017/12/post-6d91.html
※綿毛のついた種
https://www2.nhk.or.jp/school/movie/clip.cgi?das_id=D0005400239_00000
キク科の植物(雑草)には綿毛(冠毛)のついた種をつくるものが多数あります。
タンポポをはじめ、ノゲシ、アキノノゲシ、ボロギクの仲間、ホウキギク、セイタカアワダチソウ、アメリカオニアザミetc.
| 固定リンク
「植物」カテゴリの記事
- ヤマアジサイ開花、ナミテントウなど(2021.05.27)
- ヘメロカリス開花/ 明日(5/26)は皆既月食(2021.05.25)
- フヨウの葉を巻くハマキガ幼虫と成虫(ワタノメイガ)(2021.05.22)
- クロネハイイロヒメハマキ(成虫/幼虫)(2021.05.21)
- バラシロヒメハマキ/不明のハモグリガ幼虫(2021.05.14)
コメント