2021年3月
2021年3月29日 (月)
2021年3月28日 (日)
シロバナカラスノエンドウ(=シロバナヤハズエンドウ)
●シロバナカラスノエンドウ(シロバナヤハズエンドウ):
日当たりの良い池の堤防南斜面にはセイヨウアブラナなどが繁殖して黄色い花をつけています。
その手前の日当たりに、カラスノエンドウが巻きひげで相互にからみ合いながら大きな株になって赤紫色の花を付けていますが、すぐ近くに点々と白い花を付けた株が点在(混生)していて、その中にシロバナ株だけが絡み合って株立しているのを(2021.3.25)見つけました。
大分前のことになりましたが、以前にも少し離れた池の堤防草地で観察したことがありました。
→ https://kuromedaka-saitama.cocolog-nifty.com/blog/2013/04/post-e342.html
それ以来のことなので記録に。
※カラスノエンドウ(マメ科ソラマメ属):
野原や畑地にごく普通に生える越年草。花は蝶形で通常は赤紫色だが、白い花を付ける品種もあり、シロバナカラスノエンドウ/シロバナヤハズエンドウと呼ばれる。
花期は3~6月。
2021年3月26日 (金)
今日のサクラ/ナミホシヒラタアブ初見
今日(3/26)、日中の最高気温は20℃まで上がりましたが、終日強めの風が吹いて体感温度は低めに。
それでも平年より5℃は高かったでしょう。
●近隣のサクラ
・小学校のサクラ:
1週間前(3/19)に開花したソメイヨシノですが、昨日(終日曇天で無風)の午後見かけた時にはほぼ満開の状態でした。
・近隣地区に植栽されているソメイヨシノ銘木:
例年なら、お花見時には日中は緋色の毛氈が敷かれた縁台が並べられ、夜間はライトアップされて、地区の方々が集まって花見を楽しまれる銘木ですが、本日通りかかった時にはまだ八分咲きの感じでした。
午後の青空には白い月(月齢12.7)がくっきり。
(余談ながら、昨年はコロナ禍で中止されました。今年も当然中止。)
●ナミホシヒラタアブ:
朝方、庭にいた時、ナミホシヒラタアブが飛来してところどころでホバリングしながら辺りを飛び回り、ほどなくハナニラに止まって花粉を舐め始めました。
今シーズン初見です。
2021年3月24日 (水)
春本番に向かうフィールドで/モンシロチョウ♀交尾拒否行動
先日の雨と強風を伴う”春の嵐”の後、気温が上がり、フィールドの春も本番に向かっています。
ただ、当地の既に開花したサクラの展開は予想外にゆっくりで、公園の桜並木の満開は数日先になりそうです。
農道や市街地の道端で普通に見かける雑草の花なども急速に伸び出しました。
ありきたりの繰り返しもありますが順不同の記録に。
●ミチタネツケバナ:
在来種のタネツケバナより早めに繁殖が始まります。
●フキノトウ:
畑斜面に自生したもの。
“旬”はとうに過ぎて、すでに“塔”が立っていました。
●スミレ:
生活道路の片隅に咲いていました。
・株1:
・株2:
●ノジスミレ:
全体に毛が多く、葉の縁や花弁が波打つようで、少しだらしない印象も。
●ヒメオドリコソウ:
田んぼあぜ道に群生:
●セイヨウタンポポ:
農道端で:
●白花タンポポ:
農道端で:
●ハルジオン:
蕾は下向きになり、、茎軸は中空で、ヒメジョオンより早めに咲き始めます。
●畑地一面のホトケノザに群れるモンシロチョウ:
一段とピンクが濃く鮮やかな絨毯になったホトケノザの群生に、モンシロチョウが飛び交っていました。
多数の♂が飛びまわって♀を探していますが、既に交尾の終わっている♀は、♂が近づくと、翅を拡げ腹部を挙げる交尾拒否姿勢をとり、♂が執拗に迫っても応じることはありません。
諦めて♂が飛び去るか、またはメスが飛んで逃げるかです。
●ケヤキ林の芽生え:
赤味を帯びた芽吹きが始まって樹冠が赤茶色っぽく見え始めたケヤキ。
これからあっという間に若緑色に覆われた樹冠になります。
2021年3月19日 (金)
サクラ開花、スミレなど雑草の花
新型コロナウイルス感染に関して去る1月7日より、1都3県(当埼玉県を含む)に発令されていた緊急事態宣言が21日の期限で解除されることに。
●サクラ開花:
3月の気温が平年より高めに推移しているため、今夕、我が家近くの小学校のソメイヨシノも開花しているのに気が付きました。
偶然ながら昨年の記録と同じで、一昨年より1週間早い記録です。
緊急事態宣言の解除が話題になる前に、近くにある(埼玉)県下有数のサクラ名所で恒例の「今年のさくら祭り」は、昨年に続き「中止」が決まっていて、住民感覚としては、当然だろうな、と思っています。
「経済」も大切なことはよく理解していますが・・・
●カラスノエンドウ、スズメノエンドウ:
農道端、また市街地の空き地などでも、つる性越年草のカラスノエンドウやスズメノエンドウが、まだ近くに絡みつく背高の雑草がないので、自身同士が絡まり合って、先に生えていたツクシなどに覆い被さりながら群生しています。
・カラスノエンドウ:
・スズメノエンドウ:
●ノジスミレ:
市街地の道路端で、50mほどに亘ってノジスミレが点々と花を開いていました。
●不明種のスミレ:
同じ道路筋で少し離れたところにポツンと一株だけ、葉が丸い(心形)の個体が開花していました。
・週末は風雨とも強く春の嵐という予報。緊急事態宣言解除に備えた外出制限の天啓?
2021年3月16日 (火)
花開く早春
本日(3/16)は最高気温21℃に。草取りで庭に出て背に日を受ける暑い!ほど。
年々極端になるように感じる気温の乱高下と共に、一雨毎の“おかげ”で庭やフィールドの雑草なども一斉に伸びあがり、また開花し、タネを飛ばしているものも。
◇フィールドで:
●キュウリグサ:
田んぼ道だけではなく、意外に“お犬様の通り道”になっている市街地の歩道の片隅などニッチな環境にも生育しています。
●ナズナ(ペンペングサ):
春の七草のひとつですが、この姿からはイメージが湧きません。
ナズナは越年草(2年草)で、秋に発芽して冬から早春、まだ柔らかな新葉が出来たころに採取した葉が七草がゆに入れられます。
●ノボロギク:
群落を形成しています。白い綿毛の種が遠目には球形の白い花のように見えてそれなりにきれい。
◇庭で:
●ハナニラ:(2種)
毎年“根絶やしにする”つもりで強害雑草扱いの引き抜き作業をしますが、結局元に戻ってしまうほど旺盛な繁殖力です。
開花が始まりました。最盛期には花で埋まります。
●ユキワリソウ(園芸種。ピンクの花):
生き絶え絶えになんとか昨夏を越した勢いのない株でしたが、やっとピンクの花を付け、新葉の展開も始まりました。
●ヒトリシズカ:
思いがけない処に群生しているのに気が付きました。
こちらは丈夫で、放任して置くと今までなかったところにも姿を現します。
●クリスマスローズ(カシスレッド):
ブラックパールより少し遅れて開花。
●ツバキ:
気温が上がると開花するのも早いが、“ツバキの花らしく” ポタリと落花するのも早い。
●ボケ:
雨の中つぼみが膨らみ、翌々日、晴れたら開きました。
●園芸品種ミツマタ(大輪ミツマタ):
たまたま通りかかったご近所のお庭で、1株の花がすでに満開状態でした。
特徴は花がボンボリのように大きいこと。
花には花弁がなく、花弁に見えるのは萼片で黄色い筒形、外側が白い繊毛で覆われ、内側が黄色くとても目立ちます。
花期は2~3月。
2021年3月13日 (土)
クロヒラタアブ(?)
●クロヒラタアブ(ではないかと思ったヒラタアブの仲間):
先日(3/11)の朝10時ごろ、庭にいた時に黒っぽいハエのようなものが飛んできて辺りをグルグル回った後、陽の当たっているプラスチック製のごみ箱に止まりました。
撮ってみるとハエではなく、我が家では初見の「クロヒラタアブ」ではないかと(素人の絵合わせで)思ったことでした。
(専門家によれば、本種の同定は外観だけでは出来なくて、“解剖学的所見”が必要とのことです。)
※クロヒラタアブ(ハナアブ科)
体長9~12mm、腹部の地色は黒色で3本の帯模様が見られる
花の蜜や花粉を舐める。
幼虫はアブラムシを食べる。
出現時期は3~11月、分布は日本各地。
●「芽出しの雨」:
昨日夜半から雨になり本日は終日冷たい降雨になりました。
ただ雨の降り方は時々刻々、変動し、特に午後2時過ぎくらいから極端で、時折雷鳴が轟き、稲光が走るなど荒れ模様。
その頃の当地域の雨雲の予想レーダー画像を見ると、雷雲が次々に北上して来て、我が家付近をかすめていく予報。
その割には幸いにも思ったほどのことはなく夜には止んで、明日は終日快晴の予報。
この雨は「芽出しの雨」になって草木の萌えるのが促進されるでしょう。
2021年3月12日 (金)
ギンメッキゴミグモ(今シーズン初見)
先日(3/10)の朝9時過ぎ、今シーズン初めての小さなクモの巣を見つけました。
当日は一応晴れたものの、終日風が吹き、時には10m/sの強風が吹くあいにくの天気でした。
早めに食品買い出しに行こうと玄関先に出た時、庭木にかけてあった散水用のビニールホースの15cmほどの合間に、直径10cm程度の小さな、しかし緻密な横糸が張られた網が風に吹かれて揺れ続けていて、その中心には小さなクモが静止していました。
ポケットにあったカメラで撮ろうとしましたが揺れ続けるためピントが合いません。
仕方なく、何回もシャッターを押しつづけ、まぐれ当たりを期待した結果、3枚ほど何とかなりそうなものが撮れていました。
その原画をパソコンで拡大して見て、巣の主は今シーズン初見のギンメッキゴミグモと確認しました。
網の中央から放射状に伸びているのがクモの足場になる縦糸で、これには粘球がないのでクモは縦糸をたどることで、自分の網を自在に歩きまわることができます。
そして縦糸が集まる巣の中心部に、”蚊取り線香”の様なきれいな円形渦巻状の横糸張られていて、横糸には、網にかかった獲物を捕獲するための強力な粘着性を有する粘球がたくさんついています。
写真で、ギンメッキゴミグモが静止している中心部から渦巻状に緻密に分布した白点として写っているのが粘球です。
また、クモのすぐ上に見えるのは獲物ではなく風に飛ばされてきたゴミではないかと思うのですが不明です。
クモの下にあるのは本来”ごみ捨て場”なのですが、こちらも何かはよくわかりません。
(画像はクリックで拡大します)
午後4時ごろ再び覗いて見た時には網はかなり損傷していました。
余談ながらその後には、網は完全に壊れて絡まり合った1本のひものような状態で残っていましたが、主はどこかに行ってしまったよう見当たりません。
2021年3月11日 (木)
雑記(ケヤキ/災害)
冬の近隣散歩の折には、遠目にも、お屋敷や旧家の防風林・屋敷林の中にケヤキの大木がシンボルツリーとしてよく目立ちます。
ケヤキの自然樹形は“箒立ち”すなわち箒を立てたように、直立した幹の上部(樹冠)が扇形に広がったきれいな形で、葉を落とした冬の梢では一層はっきりしています。
気まぐれに撮り溜めていた画像を載せました。
なお近年には暴風雨時の防災上の観点からも、伐採されてしまうことが増えています。
(下の写真にはケヤキではない樹種もあります。)
(余談ながら、ケヤキが関東地方に多いのは徳川幕府の奨励策によるのだそうです。
ケヤキは桜の花が咲くころに一斉に芽吹いてあっという間に新緑の景観になります。
そしてまた新葉の展開と同時に淡黄緑色のとても小さな雌雄異花を付けますが、桜の花が華やかな時期にケヤキの花も満開になっているのに気づく人は少ないです。
花は風媒花です。)
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本日は、2011.3.11午後2時46分発生の「東日本大震災」から10年の節目。
決して忘れることはありません。*
私も同時刻から1分間の黙とうを捧げました。
(読売新聞朝刊コピー)
* https://kuromedaka-saitama.cocolog-nifty.com/blog/2011/03/2011311-61d2.html
2021年3月 8日 (月)
フィールドの春模様
今日は未明から朝方まで弱い雨。昼前には曇りになり、ほぼ無風で日中の最高気温は昨日よりさらに低く8℃と冬に逆戻り。
それでも春は駆け足で進んでいます。
●ホトケノザ群生:
車道沿いで、管理された“それなりの面積 (300㎡ほど?)がある空き地”の全面にホトケノザが群生し、紫紅色の絨毯のようになっていました。
初めてのことで、人為的攪乱の典型でしょうか。
●ツクシ:
例年定番の農道沿いで、田んぼ斜面にツクシが一斉に伸び上がっていました。
●枝垂れヤナギ:
池周辺の大半はまだ冬枯れの景色ですが、
池の端にあるシダレヤナギが芽吹いて突然のように暗黄緑色になっていました。
本種は雌雄異株。春、葉に先だって暗黄緑色の尾状花序をつけます。
●早咲きのサクラも葉桜に:
公園に4本植栽されている早咲きのサクラも3本すでに花はほとんど散って葉桜になり、1本だけがまだそれなりに咲き残っていました。
なお桜並木のソメイヨシノ蕾にはまださほどの変化はなさそうで、今後の天気次第ですが例年より早まるのかも。
2021年3月 7日 (日)
雑記(クリスマスローズ開花ほか)
このところすっきりした晴れの日は無く、ぐずついた天候が続いています。
昨日(3/6)は風も弱い曇天でしたが、最高気温は20℃まで上がりました。
本日も曇りで、時折晴れ間はのぞきましたが、最高気温は10℃に届かず寒い1日に。
今週、そして来週の予報を見ると、「三寒四温」ではなく、「四寒二温?」、という感じです。
スギ花粉の飛散は早くもピーク期になったようです。
●クリスマスローズ開花:
昨日(2月中旬に花芽はのぞいていた)クリスマスローズの「カシスレッド種」が、1輪開花しました。
相変わらずうつむいた花で、無理やり首を起こして撮影。
●ユキワリソウ:
紫色の株の花が最盛期を迎えました。今が見ごろで、比較的長持ちします。
・もう一株は少し動き出しました。
●ヒトリシズカ:
花茎が伸び出しました。今後は伸長速度が上がります。
●ヤブツバキの花、ヒヨドリ齧る。
去る3/3開花した1輪が今朝、ヒヨドリに齧られていました。
昨日の昼前に飛来しましたが、こちらを察知してすぐ飛び去ったのでしたが・・・
・夕方、街裏の遊歩道のハナミズキに止まっている2羽のヒヨドリを目にしました。
普通ならすぐ逃げる”至近距離”でしたが一向に逃げる様子はなく、寒そうに膨らんでじっとしているのでレンズを向けて見ました。
1羽の嘴まわりは黄色い花粉まみれでした。
あちらこちらを荒らしてきたようです。
●ハクモクレン開花:
道路沿いの畑に植栽されたハクモクレンが開花していました。
幹はかなり太い樹ですが(邪魔になるからでしょうか)高さ1.5m程で寸胴切りされていて“可哀そうな”樹形でしたが・・・
●マンサクの花:
近隣のお庭の道路際に植栽されたマンサクが、2月中旬から黄色い花を開いています。
傍を通ると顔に当たる位置なので否応なしに目に入ります。
●イソシギ:
目前を飛んで川面に降りた茶色の鳥が1羽。
イソシギでした。
2月にも見かけています。
●オオバン:
いつも川でうろうろしているのを見かけます。
泳ぐのは下手くそで、首をガクンガクンと振りながら、つんのめるように泳ぎます。
ちょうど草地に上がって雑草の新芽をかじっているところでした。
趾(あしゆび)の形が独特で、足ヒレはありません。その代りに「閉じたり開いたりするビラビラ」“弁足”が付いてます。
泳ぐ時にはこれで水を蹴り、軟泥の上でも沈まずに歩くことが出来ます。
・ついでにおまけ:
再びカラスの(空の)」巣:
針金ハンガー少なくとも5本で補強された巣。
民家の屋敷林の大木に。
2021年3月 5日 (金)
レンギョウ、ギンヨウアカシア
本日は「冬籠りの虫が這い出る」啓蟄。
早春、市街地で。
・黄色い花の花木:
●レンギョウ:
我が家のレンギョウ小木は毎年、時期をかまわず極端に切り詰めるため、未だに葉芽がのぞいた程度で花の気配もありませんが、
たまたま通りかかった市街地の道路沿いで、空き地に植栽されたレンギョウが、邪魔になるほど大きくせり出して黄色い花を多数つけていました。
刈り込み剪定などしなければ時に邪魔ものに。
●ギンヨウアカシア:
市街地道路沿いのお庭で、塀の外まで伸びあがった黄色い花の塊が目立ったので通りがかりにシャッターを押したもの。
(ピンぼけでした。)
※ギンヨウアカシア(銀葉アカシア)(マメ科アカシア属):
(別名:ミモザ、ハナアカシア)
オーストラリア原産の帰化種で、庭木や街路樹などとして植栽され、樹高3~6mほどになる常緑樹。葉は螺旋状に互生し、2回偶数の羽状複葉で、銀灰色を帯びていることが和名の由来。
早春(2~4月)、株を覆うほどに、多数の雄しべでフワフワした外観の黄色球形の花つけて目立ちます。
なお、遠目にはよく似た「フサアカシア」がありますが、特に葉の形状などが異なるので区別できます。
2021年3月 3日 (水)
三寒四温で進む春
昨日(3/2)は気温は18℃と高めでしたが曇天で、午後から雨( 雨量は予期したより少なめでした)になり、特に夕刻から今未明にかけて強風が吹きました。
今朝には風も収まり、晴れて最高気温は10℃でしたが、日向は暖かく感じました。
乱高下しながら三寒四温で春が進んで行き、それに伴い、庭植えの季節の草花も例年より遅ればせながら開花しています。
●今朝(3/3)の月:
・一日前
・今朝の月
昨日の雨、後ち晴れの天気で庭の草花も動き出しました。
●オキザリス(冬咲き園芸品2種):
https://kuromedaka-saitama.cocolog-nifty.com/blog/2019/02/post-4c7f.html
冬には乾燥が続いたせいで寒咲種のオキザリスが、1月下旬にはのぞいていた蕾もまったく開花するすることなく枯れていきました。
・オキザリス・もものかがやき(ピンク):
2月中旬になってから、朝から快晴で日が当たり気温が急上昇した日には、ピンクの花が(直射日光が当たっている間だけ)開き、その後はきっちり閉じるようになりました。
・オキザリス・バーシカラ―(白色):
そして3月1日になって、(枯れ死したものと思っていた)白色種のバーシカラーが1輪、姿を見せました。
何とか生き残っていたようです。
●クリスマスローズ(2種)
https://kuromedaka-saitama.cocolog-nifty.com/blog/2019/03/post-b1dd.html
・ブラックパール:2月中旬には17個の花を開いていました。(花はすべて真下向きに咲きますので”顔”が見えません。
茎が折れないか心配しながら上向きにして撮影。
(画像はクリックで拡大します)
・カシスレッド:2月中旬に花芽はのぞいていましたがその後もずっと足踏みでした。
そして昨日の雨のおかげだったようで本日、びっくりするほどのスピードで花茎が伸びあがっているのに気が付きました。
まだ開花はしませんが、やがて開花するでしょう。
●ヤブツバキ:
朝方、1輪だけ開花しているのを見つけました。まだヒヨドリには齧られていません。
●ホソヒラタアブ(ハナアブ科ヒラタアブ亜科):
今シーズン初めてのホソヒラタアブです。
ツバキの花を撮っていた時に、1匹のハナアブが飛来し、しばらくしてツバキの葉に静止。
その撮影後、少し離れたハナニラに飛来したのを見て再撮影。多分、同一個体。
※大きさ8~11mm、腹部は黄橙色と黒色の縞模様で、それぞれの節に(太い帯と細い帯の)各2本ずつの黒帯があるスマートなアブ。都市郊外や人家の庭でもよく見られる普通種。ホバリングしながら花から花へと飛び回る。
幼虫はアブラムシを食べて育つ。
出現時期は3~11月、分布は日本各地。
●ユキワリソウ:
(園芸種2種)
乾燥だけではなく、たぶん土質(地質)も不適当なのでしょうか、一番勢いのない花になっています。
・1種は、鉢植えで知人から頂いた花径もおおきく花付きも見事な立派な株でしたが、地植えにしてからは明らかに弱る一方。
甲斐性なしで特に手当もしないため仕方ないことなのでしょうけれど。2月中旬にやっと1輪開花しました。
そしてその後3月1日の花です。
・もう一種は、野良猫被害で枯れてしまった跡継ぎにと、栃木花センターまで出かけて買ってきた株。
こちらも更に弱っていて、枯れたと思っていたら花芽が付きました。
まだ現在も花芽はそのままで動きません。
●ヒトリシズカ:
2月中旬には頭を出しましたが、その後はほとんど動きません。
動き出すとあっという間に開花が進みますが・・・
2021年3月 1日 (月)
3月スタート
・3月のスタート
今朝の月:
2階のベランダから見えた残月。
昨日より
さらに高い位置にありました。
1日でずいぶん動くことを改めて実感。
本日(3/1)の最低気温は-1℃でしたが、午前中から南の風が緩やかに吹いて晴れ上がり、最高気温は18℃に。
午後8時になっても14℃と、なかなか下がらず、明日朝にかけての最低気温は何と10℃という予報。
明日は曇りのち雨の予報ですが・・・適量降ってくれたらいいけれど・・・
●狼藉者:
正午前、リビングのレースカーテン越しに、庭のツバキにヒヨドリが飛来したのが見えました。
カーテンを開けるとすぐ逃げるので、カーテンの隙間からガラス戸越しに撮影。
ガラス表面にレースが写り込むため、すりガラス越しのような画像になりました。
ヒヨドリはしばらく蕾を探して周囲を見回していましたが、見つけられずに飛び去りました。
止まった枝より下で、葉に隠れた位置に、膨らみ始めた蕾が2つあるのですが・・・
開花が見つけられると、またすぐ齧られることでしょう。