春本番に向かうフィールドで/モンシロチョウ♀交尾拒否行動
先日の雨と強風を伴う”春の嵐”の後、気温が上がり、フィールドの春も本番に向かっています。
ただ、当地の既に開花したサクラの展開は予想外にゆっくりで、公園の桜並木の満開は数日先になりそうです。
農道や市街地の道端で普通に見かける雑草の花なども急速に伸び出しました。
ありきたりの繰り返しもありますが順不同の記録に。
●ミチタネツケバナ:
在来種のタネツケバナより早めに繁殖が始まります。
●フキノトウ:
畑斜面に自生したもの。
“旬”はとうに過ぎて、すでに“塔”が立っていました。
●スミレ:
生活道路の片隅に咲いていました。
・株1:
・株2:
●ノジスミレ:
全体に毛が多く、葉の縁や花弁が波打つようで、少しだらしない印象も。
●ヒメオドリコソウ:
田んぼあぜ道に群生:
●セイヨウタンポポ:
農道端で:
●白花タンポポ:
農道端で:
●ハルジオン:
蕾は下向きになり、、茎軸は中空で、ヒメジョオンより早めに咲き始めます。
●畑地一面のホトケノザに群れるモンシロチョウ:
一段とピンクが濃く鮮やかな絨毯になったホトケノザの群生に、モンシロチョウが飛び交っていました。
多数の♂が飛びまわって♀を探していますが、既に交尾の終わっている♀は、♂が近づくと、翅を拡げ腹部を挙げる交尾拒否姿勢をとり、♂が執拗に迫っても応じることはありません。
諦めて♂が飛び去るか、またはメスが飛んで逃げるかです。
●ケヤキ林の芽生え:
赤味を帯びた芽吹きが始まって樹冠が赤茶色っぽく見え始めたケヤキ。
これからあっという間に若緑色に覆われた樹冠になります。
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