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2021年4月20日 (火)

スミレ閉鎖花/種子散布

●スミレ閉鎖花:
 住宅地の道路端で見かけた(花:「開放花」) の時期はすでに終わった)ノジスミレの群落です。
 (周辺の雑草はきれいに除草されていて、このスミレだけ残されたようです。😊)R0014231R0014232

 花後に株の葉が大きくなり、その間から「閉鎖花」の蕾が立ち上がっています。
 また、すでに花後の果実が熟して硬い殻が3つに割れて“三菱マーク”のように開き、中の種がむき出しになったものや、更に割れたそれぞれの殻が乾いて縦に縮まる(閉じる)圧力で種を弾き飛ばしてしまった殻だけになったものなど様々。R0014196R00142375-r00141986-r0014199

 閉鎖花蕾の一つをつま先でこじ開けて見ました。
 未熟ながらすでに多数の種が出来ています。(なお、縮小画像でわかりにくいですが、タネの基部にある塊が付属体=エライオソームです。この部分だけをアリが好んで食べるため運んで行って種は捨てることでも分布域を広げます。)
 
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 開裂した果実と種、殻R0014236

※今、立ち上がっている蕾は「閉鎖花」(花は開かない)の蕾です。
 そしてその(蕾の)中で自家受粉(自分の雄しべ花粉を雌しべに付けて受精)して、種を作り続けています。
 果実が若い時うつむいていますが、中の種が成熟すると上向きに直立します。
 殻は見かけよりはずっと硬くて丈夫です。種が茶色に熟したら順に開裂して種子散布をするのです。

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