フヨウの葉を巻くハマキガ幼虫と成虫(ワタノメイガ)
●フヨウの葉を巻くハマキガ幼虫と成虫:
先日(5/15)夕刻、風雨で傷んだバラやカラーの花を剪定して始末しようと庭に出て、カラーの花茎を切ろうとした時に、葉裏から1匹のガが飛び出して近くの園芸棚の片隅に入り込んで止まりました。
カメラを取って戻り、西日が入り込んで取りにくい位置でしたが、なんとか撮れました。
画像を見るとなんとなく記憶があるもので、ワタノメイガと確認しました。
そして、改めてウェブサイト情報(※巻いた葉の中にいる幼虫が成長し、8月下旬に蛹になった段階で採取して、9月中旬に羽化させて成虫を確認)などを参照して、毎年繰り返し庭のフヨウの葉を巻き、大量の黒い糞を地面に落とす、厄介者のハマキガ幼虫の親(成虫)であることにほぼ間違いないと思われましたので、改めて「フヨウの葉を巻くハマキ虫の幼虫と成虫はワタノメイガ」、といたしました。
・ワタノメイガ幼虫過去ログ:
https://kuromedaka-saitama.cocolog-nifty.com/blog/2019/09/post-8ca3de.html
※ワタノメイガ(ツトガ科):
成虫の大きさ(開張)は約30mm。淡い黄褐色地に茶褐色の複雑な筋模様が入った翅を持つメイガ。
平地・山地に普通に見られ、灯火にもよく飛来する。
成虫出現時期は 5~9月、分布は日本各地。
幼虫の食草はフヨウ、ムクゲ、ワタ、オクラなど(アオイ科植物)。
食草の葉を巻いて、中で葉を食害する。終齢幼虫の体長は22~30mm。
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