昆虫

2020年8月 6日 (木)

雑記

・昨日そして今日ともに最高気温35℃で、例年並みだなと思いながらやはり特有の湿気を帯びた南寄りの熱風が吹く田んぼ道は暑いです。

・早生種のコシヒカリと伺ったことのある田圃。
 やはり実りは周辺より早いようですが、例年通りにお盆休み前に収穫が始まるのかどうか・・・・Img_0573

・複数のシオカラトンボが周辺を飛び交っていました。
 その中で“タンデム”した一組が目前の稲葉に止まったので1枚。Img_0569

・遊歩道植栽のハナミズキの枝裏に”隠遁の術使い、忍者”ニイニイゼミがひっそり止まっているのを発見。
 見上げる位置で完全な逆光になり撮りにくい被写体。結局フラッシュ撮影になりました。R0010869

・生垣のサンゴジュの果実がもう赤く熟し始めていました。R00110874

 週末頃には最高気温も体温に近い温度になる予報。
 昨今のいろいろな出来事、「しょうがねェ」と開き直るしかありません。

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2020年8月 2日 (日)

アブラゼミ飛び立つ

 梅雨明け2日目の本日は朝から強い日差しが照りつけ、いかにも暑い夏の到来という感じに。
 しかし日中の最高気温は31℃だったのですが、体感的にはもっと暑かったような。
 長梅雨で相対的に涼しかったので体がなまっているのかも。

 それはともかく、例年よりずっと遅く、戸外でヨシズやカーテンなどで日よけ対策をしていた時に、庭木から“ジッ”と一声発して、今夏初めて アブラゼミが飛び立って近くの網戸に止まりました。Img_0563

 街中でもニイニイゼミやアブラゼミの声が聞こえています。
 台風3,4号も発生。
 諸事“暑さ”つのるばかりに・・・

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2020年8月 1日 (土)

8月はじまり、梅雨明けと共に

 8月の始まり。
 合わせて関東も梅雨明けに。
 梅雨明けが8月にずれ込んだのは2007年以来、13年ぶりとのことですが、記憶にありません。

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●カルガモ:
 7月中旬、曇天下の午後4時過ぎの農道で:
 特別な品種なのでしょうか、7月になってから遅い田植えが行われていた水田には、大きくなった子連れのカルガモ家族が餌を求めて歩き回っていました。R0010650

●ヒメジャノメ:
 7月中旬に農道沿いでみかけた個体(上)、また下旬の夕刻になって我が家に飛来した個体(下)です。R0010726

 また別の日、イネに止まっていた個体も。R001041875

※ヒメジャノメ(タテハチョウ科ジャノメチョウ亜科):
 大きさ(前翅長)20~30mm。
 林縁や田んぼ域など、フィールドで普通に見られる薄茶色の地味なチョウ。
 翅の裏面に白い帯と目玉模様がある。
 ふわふわと比較的ゆるやかに飛び、田んぼでは稲の葉などによくとまる。
 人家の近くにもいる。花にはほとんど来ず、腐果や獣糞などに集まる。
 幼虫の食草は、イネ、チヂミザサ、カサスゲ、ヒメスゲなど。
・コジャノメに似るが、本種の方がはねの地色が明るく、後翅裏面の大きな目玉模様の上に並ぶ小さな目玉模様の数が3つ(コジャノメは4つ)であることで見分けられる。
 出現時期は5~10月、分布は日本各地。

●イチモンジセセリ/チャバネセセリ:
 セセリチョウの仲間も以前に比べて見かける機会はずいぶん減少しました。
 ・イチモンジセセリは5月下旬と7月初旬にフィールドで見かけた記録があります。Img_02975R001042075

 ・その後の7月中旬、初めて見かけたチャバネセセリです。Img_0544


●アゲハ蝶の仲間:
 ご近所のミカンの木が伐採されてしまったこともあるのでしょうが見かける機会が少なくなりました。
・ナミアゲハ:
 遊歩道沿いに繁茂したヤブガラシの花に吸蜜にやってきた個体:R0010454

・アオスジアゲハ連結体:
 交通事故にでもあった?のか、”連結”したまま舗装農道の真ん中に落ちて絶命していたもの。
 見た目に大きな損傷はなさそうでしたが。R0010504713

●オンブバッタ子供:
 7月下旬、小雨の降る朝方、庭にやってきた初顔見世のオンブバッタ子供。R0010667
 
 雑草を齧ってくれればいいのですが、なぜか園芸種が好みのようで、我が家では害虫扱いですが、大目に見ることに。

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2020年7月31日 (金)

雑記

 多難の裡に7月も過ぎ去りました。

 朝方は雨、午前中曇り、午後時折晴れ間がのぞくと猛烈な湿熱でげんなり。
 当地も梅雨明けは間近になったようですが・・・

●水田:
 近郊の水田の作柄について日照不足の影響は素人には分かりませんが、稲穂が出そろった水田もあれば、稲穂よりもノビエ(イネ科ヒエ属の雑草の総称で、タイヌビエ、ヒメタイヌビエ、イヌビエなどがあります。)の方が勢いよく伸びあがっている田んぼなどもあったり、色々です。R0010854R0010846

●ナガコガネグモ(コガネグモ科)
 農道沿いのカナメモチの生垣に、すぐにそれと分かるナガコガネグモが大きな巣を張って腹面を向けて静止していました。
 (背面に回れない位置なので背面画像なしです。)R0010851

・大きさ♀20~25mm;♂8~12mm
 腹部に黄色と黒のこまかい縞模様がある細長い体形の大きなクモ。
 草原や林の周辺、水田などに円網を張る。
 網にはジグザグの直線状など、さまざまな形の“かくれ帯”をつけ、その中央に静止する。
 出現時期は7~11月、分布は日本各地。

●ヒメアカタテハ幼虫:
 池端の堤防草地に生えたヨモギの葉を綴り合せてヒメアカタテハの幼虫が成長していました。
 例年のことですが今シーズンは成虫共に、見かけることが非常に少ない印象です。R0010859R0010860R0010862
 
 ※ヒメアカタテハ幼虫(タテハチョウ科)
 体長(終齢)40mm前後
 発生時期1年中(年4~5化)
 越冬形態(幼虫または成虫。なお成虫は寒さに弱いので温暖地域でしか冬越しできない。)
 寄主植物はヨモギ、ゴボウ、カラムシ、など
ヒメアカタテハ
 大きさ(前翅長)25~33mm
 朱色地に黒い紋のあるやや小型のタテハチョウ。素早く飛び、いろいろな花で吸蜜する。
 畑、公園、野原など開けた場所で普通に見られる。
 出現時期は4~11月、分布は日本各地。

●シオカラトンボ:
 全体的にトンボの個体数もずいぶん少なくなった感じです。
 それでも、珍しく、特定の田んぼ地域では多数のシオカラトンボが飛び交っているのを目にしました。R0010866

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2020年7月30日 (木)

アマガエル、クサギカメムシ4齢幼、カナヘビ子供など

 閉じこもりの日々、そのお陰で

●アマガエル:
 天気予報は終日曇りのはずが、小雨模様になっている窓外を見た際に、フヨウの葉にいるのが目に止まり、記念撮影に。
 鳴き声も含めて、庭で姿を確認したのは今シーズン初めて。R0010829R0010830

●クサギカメムシ4齢幼虫(カメムシ科)
 アマガエルがいたフヨウの葉のすぐ傍の茎に隠れるように、カメムシの幼虫が静止しているのを見つけました。
 全体の様子を確認しようとするとすぐに反対側に回り込んで隠れるのでなかなか手間取りましたが、クサギカメムシ4齢幼虫と分かりました。R0010831R0010840

  成虫は体長13~18mm。暗褐色の地に不規則な黄褐色の斑紋がある
 大きさや色彩によりかなり異変がある
 雑食性でマメ類(ダイズ、ササゲなど)やミカン、カキ、ウメ、ナシなど多くの果実を吸汁する。
 特に冬季には成虫が越冬のため集団で家屋に侵入し、触れると悪臭を出す嫌われもの。

●近くの葉上にはセグロカブラハバチ類似のハチが1匹。R0010828

●カナヘビの子供:
 家に入ろうとした際に何か黒っぽいものが、草取りをしたばかりの足元の草陰に走り込みました。
 のぞき込んで見るとカナヘビの子供でした。”子供”を見つけたのは初めてです。R0010844

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2020年7月26日 (日)

ヒメカメノコテントウ&フタトガリコヤガ若齢幼虫

 長梅雨・日照不足の異常な天候にもかかわらずどんどん葉が展開していくフヨウ。
 防虫作業などできず、放任やむなしをいいことに、ワタノメイガ幼虫(ハマキムシ)やフタトガリコヤガ幼虫、またアブラムシ等々の害虫がやってきて展開を始めた若葉から順に食害していくため、大きくなった葉の多数は穴だらけになっています。

●フタトガリコヤガ若齢幼虫:
 必ず葉表にいる幼虫。
 若齢幼虫は黄緑色だけで、熟齢幼虫のような目立つ模様はありません。R001608


●そんな中で、小雨降る中、目に止まったのが小さなヒメカメノコテントウ。
 葉裏を覗き込んで見ると、葉裏に密集したアブラムシを食べていたのですが、何分、多勢に無勢、焼け石に水、いくら頑張ってくれても防除には追い付きません。
 さりとて殺虫剤を噴霧すればテントウ虫もやられるし・・・
 (画像はクリックで拡大します)R0010613-5R0010613-2R0010613-3R0010613-4

※ヒメカメノコテントウ(テントウムシ科):
 大きさきさ3~4.6mm
 薄黄色地に黒色の斑紋がある小さなテントウムシ。
 斑紋が消失したものや、全体が黒化したものもいる。
 人家の庭先にもやってくる普通種。
 成虫・幼虫とも植物に付くアブラムシを食べる。
 出現時期は3~11月、分布は日本各地

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2020年7月22日 (水)

コガネグモ/クズの花/メダカナガカメムシ

●コガネグモ(コガネグモ科)
 長梅雨の、いつ降りだしてもおかしくない蒸し暑い曇天下、田んぼ沿い道路のフェンスと、伸びあがった大型雑草を支点にして、水田を背景に大きな円網を張り、その中心にコガネグモが静止していました。
 獲物の奪い合いを生じない“ソーシャル・ディスタンス”の間隔を置いて2個体がいました。
 いずれもとても目立つ存在。R0010652R0010656

※コガネグモ:
 最も広く知られているクモのひとつ。
 大型のクモで、♀の大きさ(体長)は、20~30mm。初夏に成熟する。
 腹部には幅広い黄色と黒の横縞模様がある。♂はメスの1/5程度と小型で体色は茶色一色。
 ほぼ円形に近いきれいな円網(えんもう)を作り、中心に頭を下に向けて静止している。
 この時、前2対と後ろ2対の足はそろえてX字状にしている。
 足の配置に合わせるように、網の上に白いジグザグの模様をつける。(白帯または隠れ帯とも)


●クズの花/メダカナガカメムシ:
 近くに繁茂したクズの群落では赤紫の花が咲き、R0010651

 葉上には相変わらず2段重ねになった大きさ3mm前後のメダカナガカメムシが歩きまわって吸汁痕をつけていました。R0010658

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2020年7月20日 (月)

カブラハバチの仲間3種、ハグロハバチ、コアシナガバチ、不明のハチ

 時期遅れになりましたが、まだ天候が安定していた5月初旬くらいから最近まで、頻々とやってきたカブラハバチの仲間やその他の仲間をまとめて記録。
 不明の1例を除いて、特に目新しいものはありません。

◆カブラハバチ:R00219903r


◆ニホンカブラハバチ:R00219713r


◆セグロカブラハバチ:R00219334r


◆画像(上段)ハグロハバチ、(下段)コアシナババチ(如雨露の中に落下して水に浮いていたのを見つけて取り出したもの。5_20200720184401


◆不明のハチ:
 偶然のことでしたが、夕刻に、目前に小さな虫が飛んできたと思ったら、カーポート支柱隅の方々に張られている不規則網が壊れたようなボロ網(たぶんネコハグモの網R0010527

 のひとつに引っかかったのです。
 目前のことで目を凝らしてみると、普通なら逃れようともがく振動を察知して巣の主がやってきて獲物を糸でぐるぐる巻きにするなどが見られるのですが、ハチは全く動く様子が無く静止してぶら下がっていました。
 カメラを取ってきた時もそのままで、一応写真記録に。
 特徴的な体形で体長1cmほどで小さなハチですが、名前は分かりませんでした。
 観察は初めてでした。
 (画像はクリックで拡大します)R0010525
 翌日には巣ともども何もなくなっていました。

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2020年7月18日 (土)

ホソバセダカモクメ(蛾の幼虫)とオニノゲシ

●ホソバセダカモクメ(蛾の幼虫):
  執拗なまでに雨の続く田んぼ沿いの農道端には雑草が蔓延っています。
 その中に群生したオニノゲシ(食草)に、派手な外観のホソバセダカモクメ幼虫が取りついて、蕾の萼片を齧っているのが目に止まりました。
 ずいぶん久しぶりの観察だったので記録しました。
 (撮影6月下旬)R0010384R0010382R0010380

・過去ログ:
 https://kuromedaka-saitama.cocolog-nifty.com/blog/2008/05/post_7592.html
・ホソバセダカモクメ幼虫の食草はキク科の雑草ノゲシ類。(ハルノノゲシ(=ノゲシ)、オニノゲシ、アキノノゲシなど)
 成虫は見たことがありませんが、灰色と黒色のまだら模様がある地味なガのようです。


※オニノゲシ:
 農道端の至る処に生える迷惑(葉の棘が硬くて触れると痛い!)多年草。
 花期は主に春~夏だが暖かい地方では一年中花がみられ、綿毛の種を飛ばして繁殖域を広げる。R0010386R0010383

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2020年7月15日 (水)

ヤマトシジミ

・先週末(7/10)くらいから、長雨の止み間、南風が強めに吹いて蒸し暑い日中、所用で外出すると市街地植栽のサクラやケヤキ大木の茂みから、(姿は確認できませんが)“ニーッ”というニイニイゼミの初鳴きの声が聞こえてくるようになりました。
 生き物の季節は確実に進んでいます。

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 先日、うんざりする長雨の中、時折降りやむ午前中の短い時間を見計らいながら「猫額庭」に手が付けられずに伸び放題の雑草取りを始めました。
 少しずつ抜き取り、というより、深く根を張ったものを一株ごとに掘り起こし、水分を含んで付いた土をほぐしながらの作業はなかなか進みません。
 以前に抜いたはずのところにも以前と変わらないほどに生えていて、根負けしそうです。
 南寄りの湿熱風が吹くときは、外気温は30℃以下でも汗だくに。
 ポツポツ落ちてきたのでもう切り上げようと痛い腰を延ばしていた時に、足元に隠れていたカタバミの傍の枯れ茎にヤマトシジミが1匹静止しているのが目に止まりました。R0010476
 
 どうやら小雨が降り続いていた雑草の葉陰で羽化して間もない様子。
 指先で翅に触れるとゆるゆると茎を這い上がろうとしますが、R0010477
 
 途中で地面にポトリと“落ちて”しまいました。
 そして地面で1回だけ翅を開くとすぐ閉じて静止したままに。R0010483
 
 その際に翅表のきれいな青色が見えましたので♂の個体だったようです。

 傍の雑草の葉を千切って差し出すとすぐにつかまって登ってきましたので、R0010479

 そのまま近くのアジサイの葉に移動させておきました。R0010493
 
 なお夕刻には姿はありませんでした。


◆直接の関連はありませんが、4月下旬から5月の晴れた日にはたびたびヤマトシジミが庭に飛来していました。
 5月初旬に飛来した♀の個体が伸び放題のカタバミの花で吸蜜したり、茂った葉の間を行ったり来たり(産卵行動だったのでしょうか。)
 また地面に降りて吸水したりする様子も撮っていましたので、ついでに記録。R0022087R0022092R0022093

※ヤマトシジミ:
・関東では年5~6回、春(4月上旬ごろ)から秋(11月下旬ごろ)まで発生する。
 幼虫の食草であるカタバミが多くみられる平地の道端や耕作地周辺に生息し、人家周辺でよく見られる。
 日当たりのよい場所にカタバミさえあれば、ほとんどどこでも発生するが、成虫は移動力に劣るため、食草の少ない山地などではあまり見られない。
 カタバミに産卵し、幼虫もカタバミを食べて育つ。
 なお外来種であるムラサキカタバミやイモカタバミでは育たない。

・夏季のライフサイクル:
 産卵から羽化までの所要日数は26日前後。
 内訳は
・卵が孵化するまでの期間は5~6日。
・幼虫が蛹になるまでの期間は約2週間(この幼虫期間の間に3回の脱皮を経て4齢(終齢)幼虫となった後、蛹になる。)
・蛹が羽化するまでの期間は6日間ほど。

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