2020年8月 1日 (土)

8月はじまり、梅雨明けと共に

 8月の始まり。
 合わせて関東も梅雨明けに。
 梅雨明けが8月にずれ込んだのは2007年以来、13年ぶりとのことですが、記憶にありません。

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●カルガモ:
 7月中旬、曇天下の午後4時過ぎの農道で:
 特別な品種なのでしょうか、7月になってから遅い田植えが行われていた水田には、大きくなった子連れのカルガモ家族が餌を求めて歩き回っていました。R0010650

●ヒメジャノメ:
 7月中旬に農道沿いでみかけた個体(上)、また下旬の夕刻になって我が家に飛来した個体(下)です。R0010726

 また別の日、イネに止まっていた個体も。R001041875

※ヒメジャノメ(タテハチョウ科ジャノメチョウ亜科):
 大きさ(前翅長)20~30mm。
 林縁や田んぼ域など、フィールドで普通に見られる薄茶色の地味なチョウ。
 翅の裏面に白い帯と目玉模様がある。
 ふわふわと比較的ゆるやかに飛び、田んぼでは稲の葉などによくとまる。
 人家の近くにもいる。花にはほとんど来ず、腐果や獣糞などに集まる。
 幼虫の食草は、イネ、チヂミザサ、カサスゲ、ヒメスゲなど。
・コジャノメに似るが、本種の方がはねの地色が明るく、後翅裏面の大きな目玉模様の上に並ぶ小さな目玉模様の数が3つ(コジャノメは4つ)であることで見分けられる。
 出現時期は5~10月、分布は日本各地。

●イチモンジセセリ/チャバネセセリ:
 セセリチョウの仲間も以前に比べて見かける機会はずいぶん減少しました。
 ・イチモンジセセリは5月下旬と7月初旬にフィールドで見かけた記録があります。Img_02975R001042075

 ・その後の7月中旬、初めて見かけたチャバネセセリです。Img_0544


●アゲハ蝶の仲間:
 ご近所のミカンの木が伐採されてしまったこともあるのでしょうが見かける機会が少なくなりました。
・ナミアゲハ:
 遊歩道沿いに繁茂したヤブガラシの花に吸蜜にやってきた個体:R0010454

・アオスジアゲハ連結体:
 交通事故にでもあった?のか、”連結”したまま舗装農道の真ん中に落ちて絶命していたもの。
 見た目に大きな損傷はなさそうでしたが。R0010504713

●オンブバッタ子供:
 7月下旬、小雨の降る朝方、庭にやってきた初顔見世のオンブバッタ子供。R0010667
 
 雑草を齧ってくれればいいのですが、なぜか園芸種が好みのようで、我が家では害虫扱いですが、大目に見ることに。

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2020年6月30日 (火)

子連れのキジ

 何もしない6月も終わりに。
 今日も午前中曇り、正午過ぎからは風を伴う雨が降り止まず。
 最高気温は昨日(30℃)よりは低い26℃ながらやはり蒸し暑く、閉じこもりの一日。


 先日、雨の止み間に散歩に行った無人の池端でのこと、除草作業で刈り倒されて間もない草原には、こぼれ落ちた種などをついばむ鳥の群れ(ハト、ムクドリやスズメなど)がありました。
 いつものことなのでボーっと眺めながら歩いていた折、派手な姿の♂キジがいるのに気が付きました。
 キジも当方を察知したようで、いつものように姿勢を低くして地面に座り込みます。Img_0440

 かまわず歩いて行くと、ゆっくり立ち上がりました。
 その時、すぐ近くにそれまで気が付かなかった(見事に茶枯れした草地背景に溶け込んでいた) ♀キジが熱心にエサをついばんでいるのにも気が付きました。
 しばらくは食餌に夢中だったようですが、やがて気が付いた♀もゆっくりと♂の後に続いて草むら向かって消えていきました。Img0449


 それを見届けて、さらに先に歩いて行くと、草地斜面に群れていたハトの集団に、新たに別の群れが舞い降りてきたのですが、その折に、平地に何やら複数の茶色の小さな塊が動くのも目に止まり、なんとなくシャッターを切りました。
 肉眼ではその時わからなかったのですが、原画をみて、キジの親子(それなりに生長した子キジ7羽 ) だったことがわかりました。Img_0461Img_0461trm

 ゆっくり追っかけていくと母キジは草叢の傍で立ち止まってこちらを警戒しています。Img_0463

 そこで歩みを止めてじっと見ていると、草地に伏せて隠れていた子キジが姿をみせ、やがて連れ立ってゆっくり草藪に消えていきました。Img04694r

 さらに池を半周して反対側の草地でまた別の♂キジを目にしました。
(国鳥でありながら狩猟鳥でもある”美味しそうな”キジ。但しここは禁猟区なので安心。)Img_0491

 一度にこれだけのキジを観察したのは初めてでした。今シーズンは池に釣り人の姿はなく、草原の運動広場のにも人の動きが無いので安心して暮らしているのかも・・・


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◆ 報道によれば(日本時間29日)世界の新型コロナウイルス累計感染者数は1000万人を超え、死者数は50万人を突破し、収束の兆しも見えないという。
 日本発の有用・有効・安全なワクチンの開発に期待しています。

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2020年6月28日 (日)

オオヨシキリ

 “年中行事”ですが、6月初旬から順次、近隣の河川域で生い茂った大型雑草の刈り払い作業が行われています。
 今年の梅雨シーズンは特に曇り、雨の日が多いせいで、作業もなかなか順調には進まないようでしたが、下旬になって、池の堤防筋や草地周辺は大分進捗していました。R0010302

 散歩に出かけた、曇天でいつ降りだすかわからない池の草地で、ヨシの草叢に刈残された1本の枯れヨシに止まったオオヨシキリが、赤い口を開けてまさに喉も裂けよとばかり、いつもの大声を張り上げて延々と鳴いていました。
 ギョギョシ・ギョギョシ・・・Img_0470Img04834r

 住処を奪われてしまった嘆きなのでしょうか。

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2020年6月13日 (土)

サギの仲間、水田でエサ取り

 5月初旬、田植えが終わってカエルの合唱が聞こえる頃になるとサギの仲間がエサ取りに飛来するようになりました。
 6月初旬、稲苗の緑が濃くなってくる頃にはたくさんのオタマジャクシが生まれて泳ぎまわっています。
 広い田んぼ域で目にするサギ仲間も以前ほどではありませんが、少し増えてきました。
 代わり映えしませんが、記録です。

・5月初旬、早苗が育ち始めた田んぼにチュウダイサギ(ダイサギ)(脚の腿部分が黄色)が一羽。Img_017457
 ゆっくり歩きながら時折、嘴を水に突っ込んでいましたが、獲物が取れた様子はあまり見られませんでした。

・6月初旬、飾り羽があり目先が緑色の婚姻色になったチュウダイサギが1羽。
 素早く嘴を水中に入れたあと頭を上げて何か”小物“を呑み込んでいる様子でした。Img_036168

・6月中旬の始め、広い田んぼ域に100m以上離れて、ところどころにばらまかれたようにサギ仲間の姿がありました。
 “三密を避けること”を徹底しているので、遠目の姿だけでは同定は難しいのですが、1羽ずつ望遠で確認しながら推測。

◆婚姻色のチュウダイサギ:Img_0381

◆チュウサギ(夏鳥):
 全体の特徴からチュウサギのようです。Img03752r

・チュウダイサギと識別点Blg_20200613134901
 観察数は稲刈り時期にピークになりますが、昔にくらべてその数は激減しました。

◆コサギ:Img_0396
  足元が草で隠されて足指の黄色が確認できませんがコサギです。Img_0395


◆アオサギ:
 田んぼにやってきても、いつもはボーっと佇立している姿がほとんどですが、この時はチュウダイサギ同様に獲物を求めて歩く姿でした。
 獲物が取れた様子は見られませんでしたが・・・Img_0386-2
 

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2020年5月19日 (火)

ケヤキに架けられたカラスの巣

・4月下旬、芽吹きが始まった屋敷林のケヤキ大木に、カラスの巣が架けられているのが目に止まりました。
 (画面中央上部の塊)Img_0136

・現在はすっかり爽やかな新緑に覆われて、巣もわかりません。Img_0252

・樹下の畑には、家主らしきカラスが1羽、餌を啄む姿がありました。Img_0254


 難問を抱えた人間界の前進は遅々としていますが、自然界の季節は足早に進んで行きます。

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2020年5月11日 (月)

ムナグロ(旅鳥)

●ムナグロ(チドリ科)旅鳥:
 拙ブログで初めて記事にしたのは2008年5月のことでした。
 https://kuromedaka-saitama.cocolog-nifty.com/blog/2008/05/post_2998.html
 爾来、毎年田植えの(準備が)始まるころから最盛期(4月末から5月中旬くらいまで)には必ず水田に立ち寄り通過していく旅鳥として観察していました。

 今年も本日(5/11)初めて、人気のない田んぼ道で、まさに偶然ですが、黒っぽい2羽の鳥が田んぼに舞い降りて、ツツツーと歩くと立ち止まっては水面に嘴を差し込み、その後またツツツ―と歩きながらまた立ち止まるという行動をくりかえすのを目撃しました。
 すぐにムナグロと確認しました。
 ただ餌を探す行動は短時間で、すぐに餌は取れないと判断したのでしょうか、早々に飛び立ってしまいました。
 (逆光のため分かりにくい画像になりました。)Img_0216Img_0214Img_0215

・以前は田植えシーズン中に複数回、小さな群れながらもそれなりの集団数が通過するのを観察していましたが、最近は水田の餌環境(水田生物環境)の変化のせいか、採餌に立ち寄る頻度も個体数も激減してしまいました。

※ムナグロ(チドリ科)旅鳥: 
 春と秋に日本を横断して行く”旅鳥”です。
 当地では毎年、田植えが始まると、その短い期間にだけ、小さな群れで次々に通過していく姿を見ることが出来ますが、秋に見かけたことは一度もありません。
 雌雄同色で、顔や体が淡色で茶色っぽいのは冬羽で、顔や胸が真っ黒いのは夏羽の個体です。

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2020年5月 1日 (金)

5月、まだいるコガモ(冬鳥)

 風薫る5月スタート、なのに・・・
 日中の最高気温は27℃。日当たりでは暑くて・・・。明日は真夏日の予報。
 
 ・新型コロナウイルス、”STAY HOME" 残念ながら当地の現状では緊急事態延長は当然ということでしょう。

 

 田植えが始まって、川の水も田土の色がついて不透明になっています。
 川沿いの生活道路で通る人の姿もない時間帯、道路からから川面を覗くと、警戒心の強いカワウが1羽、逃げもしないで、浮上・潜水を繰り返しながら小魚漁をしていました。Img0120

 そして少し離れたところに、まだ帰らない冬鳥のコガモ一つがいがうろうろしていました。
 レンズを向けるとすぐに逃げていきました。
 さすがに見かける絶対数は極少になりました。Img_0122Img01204r
 
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◆雑記メモ:
 報道にもあった下記の情報、拝読。そういうことなのかと、認識を新たにしました。
 
「新型コロナウイルス感染者数推移の予測」
      第2版 2020/04/16 AM15:15改訂
      第3版 2020/04/17 AM 8:16改訂
 筑波大学 数理物質系 教授    中村潤児
※一般の社会人が感染者数の推移をイメージできるように、単純な次の速度式を用い、感染者・非感染者の接触 頻度(接触割合)が感染者数の増減とどのような関係にあるかを解析。
 http://www.ims.tsukuba.ac.jp/~nakamura_lab/


 素人の私には数式など難解ですが、具体的結論に興味のある方は、上記 研究室のホームページ URL にアクセスしてご覧ください。

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2020年4月29日 (水)

田植え風景/コアジサシ(初見)

 今日は朝から快晴で穏やかに晴れ上がり、農家さんにとっては絶好の“田植え日和”にもなりました。
 散歩コースの水田地域では例年通り田植えも本格的となってきたようです。
 しかし、遠目には、機械化された田んぼでは作業中の人影もほとんど見えません。

・午前10時ころには、すでに大部分の田植えが終わりかけている田んぼもあれば、Img_0112

・代掻き作業中の田んぼではトラクターの動きを気にしながらもコサギが降りて餌を探していたり、Img01102r

・水張が終わって満々と水を湛たえた田んぼにはカルガモが降りて餌をあさっていたり、Img01133r

・また、夏鳥のコアジサシ(シーズン初見)が1羽だけコンクリートの畔に降りて佇んでいる姿も発見するなど、Img0144
  人と生き物の自然の情景を目にすることができました。

※コアジサシ繁殖地の保全・配慮指針(環境省):
 https://www.env.go.jp/nature/yasei/raptores/little_tern.html
 コアジサシは、日本に夏鳥として渡来し、河川や海岸でコロニーを作り集団繁殖。本亜種は絶滅が危惧されており、環境省の第4次レッドリスト(平成24年8月)で絶滅危惧 II 類に位置づけられています。また、日豪等の二国間渡り鳥条約に基づき、「絶滅のおそれのある野生動植物の種の保存に関する法律」で、国際希少野生動植物種に指定されています。

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 (朝晩はまだ少しひんやりするものの)週末まで夏日が続く予報で、自然はもうすっかり新緑の美しい初夏の様相になっています。
 そして、”ステイ・ホーム”要請の出ている地域で、水田が広がる田舎ではありますが、特に若い人たちが連れだって、あるいは単独で周辺域の道路でランニングやジョギングに励む姿を多く見かけるようになりました。
 人口密集地域ではありませんので問題はないのでしょうが、”ジョギングエチケット“*には無関心のようです。


◆余談ながら、いつも拝読しているHPから(無断)転載。
 「山中伸弥による新型コロナウイルス情報発信」
  https://www.covid19-yamanaka.com/index.html
*ジョギングエチケット
 外出自粛が続いていますが、時々のジョギングや散歩はOKと言われています。
 以前より、ジョギングをする人が増えているようにも思います。
 新型コロナウイルスは感染しても多くの人は無症状です。発症する場合も、潜伏期にすでに感染力があると考えられています。
 ジョギングできるくらい元気でも、実は感染しているかもしれません。
 走って大きな息をするときは、咳やくしゃみと同じように周囲への配慮が望まれます。
 マスク、もしくはバフ等でジョギングエチケットを心がけましょう。
 https://www.youtube.com/watch?v=sO1BmlMij8c

・走る時は、10メートルくらい離れないと感染の危険があるという報告もあります。
 https://medium.com/@jurgenthoelen/belgian-dutch-study-why-in-times-of-covid-19-you-can-not-walk-run-bike-close-to-each-other-a5df19c77d08


 ついでにこちらの別の話題も。
◆イベルメクチンが有効か
The FDA-approved drug ivermectin inhibits the replication of SARS-CoV-2 in vitro
 https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0166354220302011

・(以下、素人の筆者記入:
  in vitroで新型コロナウイルスの増殖阻害作用が認めらたことが、オーストラリアで行われている患者の治験でも効果が認められたことの裏付けになっているようですが、今後さらにコントロールされた二重盲検法による臨床治験でその有用性、有効性そして安全性が再確認されるのでしょうか。)

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2020年4月22日 (水)

まだいる冬鳥の仲間

 ツバメが飛んでいるのに、まだいる冬鳥の仲間。
 寒い国に帰れない何かの事情があるわけでもないのに。
 
●コガモ:
 こちらは例年5月ゴールデン・ウイーク明け頃まで散見されるので、もうしばらくいるでしょう。
 直近では4月11日、川で一つがい見かけました。Img_9953Img_9954

●ツグミ:
 4月14日、公園でうろうろしていた1羽。これが見納めかも。
 少しずつ集まってから、最後は大集団で帰っていくそうですが。Img_9975414

●ヒドリガモ:
 しばらく前の観察が最後と思っていたのですが。
 4月16日に、周辺には何もいない川筋にうろうろしていた1羽の雄。Img_00131416

●オオジュリン:
 シーズン中に見かけることが少なかったものですが、なぜか今頃になって池端の枯れヨシの茂みから1羽飛び立って瞬時、姿を現したもの。
 (本種は留鳥ですが、当地では冬季だけに移動してくる冬鳥です。)Img_00521

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2020年4月 4日 (土)

ヒドリガモ最後の立ち寄り

 先月(3月)末は、雪、曇り時々晴れ、そして雨と3日続いて日照がなく、最高気温も7~8℃までと、冬に逆戻り。
 その30日、“花粉飛散も少なくなる”午後4時過ぎてから、池から公園まで1時間ほどのウオーキングに。

・池端や遊歩道はほぼ満開になった菜の花(すべて外来種のセイヨウカラシナとセイヨウアブラナ)で黄色になっていて、それなりにきれいといえば綺麗。(傍らに3本植栽のソメイヨシノはすでに大分散っています。)
 菜の花の”雑草藪”は放置されると6月の除草作業前には草丈が2m近くも伸び、種を多量に付け茶色に立ち枯れて両サイドから倒れ込み、通行の邪魔になるほどに。
 その状態で草刈り作業が行われると、当然ながら”大量の種が飛び散るため、翌年もまた同じことが繰り返されます。Img_9886Img_9888

・晴れ間がのぞいた池面に点々と水鳥の群れ。望遠で確認すると、ほぼすべてヒドリガモでした。
 先に、川筋で見かけた少数が最後と思っていましたが、北に帰る群れの一部が途中で一時休憩に降りたらしく、確認した結果、瞬膜を閉じて居眠り状態でした。Img_9893Img_9889Img_9892

・公園の林床に点々と生えていたタチツボスミレは前日の雪と霙による泥はねで汚れ、ソメイヨシノはすでに落花盛ん。Img9906Img_9910

・なお、公園裏の川の上空を数羽のツバメが行ったり来たり、飛び交う姿を見ました。(撮れませんでした。)
 ニュースによると今春はツバメの来訪がどこでも早いそうです。冬鳥は急いで帰らなくては・・・

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