闇夜に烏
本日は皆既月食、ということで期待していましたが、晴れの天気予報は外れて朝から曇りがちで、特に午後から全天曇りに。
午後7時頃、空の開けた”誰もいない”田んぼ道まで行って見ましたが、月の気配など、どこにもありません。
午後8時10分頃、全天、真っ暗い空に星一つも見えません。暗闇に赤黒い月など、”闇夜に烏”でした。
本日は皆既月食、ということで期待していましたが、晴れの天気予報は外れて朝から曇りがちで、特に午後から全天曇りに。
午後7時頃、空の開けた”誰もいない”田んぼ道まで行って見ましたが、月の気配など、どこにもありません。
午後8時10分頃、全天、真っ暗い空に星一つも見えません。暗闇に赤黒い月など、”闇夜に烏”でした。
今日は最高気温28℃まで上がり、蒸し暑い一日に。
関東の梅雨入りはまだのようですが、1週間前くらいから蒸し暑く、ぐずついた日々が続いていました。
●ヘメロカリス開花:
そのせいもあってか、植えっぱなしのヘメロカリスが、朝方は蕾だったのに、昼前には2輪開花していました。
過去ログを見る限り最早記録のようです。
●カラー:
5月初旬から、これも植えっぱなしのカラーが次々に花を開いています。ありきたりですが・・・
●スイカズラ:
方々に自生したスイカズラが花を付けています。こちらもありきたりです。
●明日5月26日は“スーパームーン皆既月食”で、皆既食になると赤銅色に見える。
天気予報があたれば見えるはずで楽しみに。
画像出所は「国立天文台 天文情報センター」
(画像はクリックで拡大します)
https://www.nao.ac.jp/contents/astro/sky/2021/05/topics03-1-m.jpg
本日は最低気温8℃で、ほぼ終日曇天でしたが最高気温は23℃まで上がりました。
当地は明日から週末にかけて雨予報ということもあってでしょうか、近郊の田んぼでは意外にあちらこちらで代掻きや田植えなどの作業が行われていました。
・代掻きが終わっていた1枚の田んぼには数羽のカルガモ(留鳥)飛来して餌を探していて、
●排水路にコガモ
またごく狭い農業排水路には、まだいる冬鳥のカルガモ”一つがい”が飛来していて、カメラを察知すると急いで泳ぎ去っていきました。
冬鳥コガモは秋になるといち早く飛来して池や川で生活し、春にツバメが飛ぶ姿を見ながらも、川や水路で5月初旬くらいまでうろうろしています。
●ヒドリガモ(冬鳥):
ちなみに当地で見かけた最後は、4/3夕刻の池で、北帰行で移動の途中の一部が休息のために降りて行ったのが最後でした。
・川での最後は3/23でした。
●ツグミ:
4/15、畑で一羽見かけたのが最後の記録でした。
全国的に3月の平均気温は平年より高く、地域によっては観測史上最高だったという。
実感として、春は異様な駆け足で経過。
足早に進む昨今の春模様です。
●ヤエザクラ開花:
近隣のソメイヨシノは落花盛んに至り、市街地の団地に植栽のヤエザクラは開花が進んでいます。
●また同じ場所のケヤキの樹冠もすでにすっかり若緑色になりました。
●街路樹のハナミズキも、樹によっては開花が始まっています。
●キュウリグサ:
先端がくるりと巻いたサソリ形の花序がどんどん伸長して真っすぐな針金のように伸び上がっています。先に花が開いた花茎下部には既に種子が形成されています。
●庭のツリバナも先日若葉が展開したと思ったら、もう蕾も膨らんできました。
本日(4/2)はさっそくクロウリハムシが飛来して、柔らかな若葉を食害し、穴だらけにしていました。
殺虫剤スプレーで追い払ったのですが・・・
※クロウリハムシ:
大きさ7mm程。頭部、腹部は橙色で翅や脚は黒いハムシの仲間。
色々な植物の葉の表面を浅く齧りながら穴をあける害虫。
カラスウリ類の葉を好んで食害するが、他にダイズ、エノキ、シソ、その他の園芸植物も噛じってしまう嫌われ者。
出現時期は4~10月、分布は日本各地。
今日(3/26)、日中の最高気温は20℃まで上がりましたが、終日強めの風が吹いて体感温度は低めに。
それでも平年より5℃は高かったでしょう。
●近隣のサクラ
・小学校のサクラ:
1週間前(3/19)に開花したソメイヨシノですが、昨日(終日曇天で無風)の午後見かけた時にはほぼ満開の状態でした。
・近隣地区に植栽されているソメイヨシノ銘木:
例年なら、お花見時には日中は緋色の毛氈が敷かれた縁台が並べられ、夜間はライトアップされて、地区の方々が集まって花見を楽しまれる銘木ですが、本日通りかかった時にはまだ八分咲きの感じでした。
午後の青空には白い月(月齢12.7)がくっきり。
(余談ながら、昨年はコロナ禍で中止されました。今年も当然中止。)
●ナミホシヒラタアブ:
朝方、庭にいた時、ナミホシヒラタアブが飛来してところどころでホバリングしながら辺りを飛び回り、ほどなくハナニラに止まって花粉を舐め始めました。
今シーズン初見です。
先日の雨と強風を伴う”春の嵐”の後、気温が上がり、フィールドの春も本番に向かっています。
ただ、当地の既に開花したサクラの展開は予想外にゆっくりで、公園の桜並木の満開は数日先になりそうです。
農道や市街地の道端で普通に見かける雑草の花なども急速に伸び出しました。
ありきたりの繰り返しもありますが順不同の記録に。
●ミチタネツケバナ:
在来種のタネツケバナより早めに繁殖が始まります。
●フキノトウ:
畑斜面に自生したもの。
“旬”はとうに過ぎて、すでに“塔”が立っていました。
●スミレ:
生活道路の片隅に咲いていました。
・株1:
・株2:
●ノジスミレ:
全体に毛が多く、葉の縁や花弁が波打つようで、少しだらしない印象も。
●ヒメオドリコソウ:
田んぼあぜ道に群生:
●セイヨウタンポポ:
農道端で:
●白花タンポポ:
農道端で:
●ハルジオン:
蕾は下向きになり、、茎軸は中空で、ヒメジョオンより早めに咲き始めます。
●畑地一面のホトケノザに群れるモンシロチョウ:
一段とピンクが濃く鮮やかな絨毯になったホトケノザの群生に、モンシロチョウが飛び交っていました。
多数の♂が飛びまわって♀を探していますが、既に交尾の終わっている♀は、♂が近づくと、翅を拡げ腹部を挙げる交尾拒否姿勢をとり、♂が執拗に迫っても応じることはありません。
諦めて♂が飛び去るか、またはメスが飛んで逃げるかです。
●ケヤキ林の芽生え:
赤味を帯びた芽吹きが始まって樹冠が赤茶色っぽく見え始めたケヤキ。
これからあっという間に若緑色に覆われた樹冠になります。
新型コロナウイルス感染に関して去る1月7日より、1都3県(当埼玉県を含む)に発令されていた緊急事態宣言が21日の期限で解除されることに。
●サクラ開花:
3月の気温が平年より高めに推移しているため、今夕、我が家近くの小学校のソメイヨシノも開花しているのに気が付きました。
偶然ながら昨年の記録と同じで、一昨年より1週間早い記録です。
緊急事態宣言の解除が話題になる前に、近くにある(埼玉)県下有数のサクラ名所で恒例の「今年のさくら祭り」は、昨年に続き「中止」が決まっていて、住民感覚としては、当然だろうな、と思っています。
「経済」も大切なことはよく理解していますが・・・
●カラスノエンドウ、スズメノエンドウ:
農道端、また市街地の空き地などでも、つる性越年草のカラスノエンドウやスズメノエンドウが、まだ近くに絡みつく背高の雑草がないので、自身同士が絡まり合って、先に生えていたツクシなどに覆い被さりながら群生しています。
・カラスノエンドウ:
・スズメノエンドウ:
●ノジスミレ:
市街地の道路端で、50mほどに亘ってノジスミレが点々と花を開いていました。
●不明種のスミレ:
同じ道路筋で少し離れたところにポツンと一株だけ、葉が丸い(心形)の個体が開花していました。
・週末は風雨とも強く春の嵐という予報。緊急事態宣言解除に備えた外出制限の天啓?
本日(3/16)は最高気温21℃に。草取りで庭に出て背に日を受ける暑い!ほど。
年々極端になるように感じる気温の乱高下と共に、一雨毎の“おかげ”で庭やフィールドの雑草なども一斉に伸びあがり、また開花し、タネを飛ばしているものも。
◇フィールドで:
●キュウリグサ:
田んぼ道だけではなく、意外に“お犬様の通り道”になっている市街地の歩道の片隅などニッチな環境にも生育しています。
●ナズナ(ペンペングサ):
春の七草のひとつですが、この姿からはイメージが湧きません。
ナズナは越年草(2年草)で、秋に発芽して冬から早春、まだ柔らかな新葉が出来たころに採取した葉が七草がゆに入れられます。
●ノボロギク:
群落を形成しています。白い綿毛の種が遠目には球形の白い花のように見えてそれなりにきれい。
◇庭で:
●ハナニラ:(2種)
毎年“根絶やしにする”つもりで強害雑草扱いの引き抜き作業をしますが、結局元に戻ってしまうほど旺盛な繁殖力です。
開花が始まりました。最盛期には花で埋まります。
●ユキワリソウ(園芸種。ピンクの花):
生き絶え絶えになんとか昨夏を越した勢いのない株でしたが、やっとピンクの花を付け、新葉の展開も始まりました。
●ヒトリシズカ:
思いがけない処に群生しているのに気が付きました。
こちらは丈夫で、放任して置くと今までなかったところにも姿を現します。
●クリスマスローズ(カシスレッド):
ブラックパールより少し遅れて開花。
●ツバキ:
気温が上がると開花するのも早いが、“ツバキの花らしく” ポタリと落花するのも早い。
●ボケ:
雨の中つぼみが膨らみ、翌々日、晴れたら開きました。
●園芸品種ミツマタ(大輪ミツマタ):
たまたま通りかかったご近所のお庭で、1株の花がすでに満開状態でした。
特徴は花がボンボリのように大きいこと。
花には花弁がなく、花弁に見えるのは萼片で黄色い筒形、外側が白い繊毛で覆われ、内側が黄色くとても目立ちます。
花期は2~3月。